セイコーエプソン80年の歩み「エプソンミュージアム諏訪」本日から一般公開

エプソンミュージアム諏訪 創業記念館（写真：セイコーエプソン株式会社。以下同）

セイコーエプソン株式会社は5月18日、「エプソンミュージアム諏訪」を長野県諏訪市の本社事業所に開設。同日より一般公開するという。所在地は長野県諏訪市大和3-3-5。見学は事前予約制。

創業80周年を機に、エプソンの歴史や製品にまつわるストーリーなどを伝える施設としてオープン。1945年10月に竣工した当時の社屋を「創業記念館」として改修し、従来からの「ものづくり歴史館」とあわせて2つの施設でエプソンミュージアム諏訪を構成する。

1945年に竣工した、エプソンの前身である有限会社大和工業の事務棟。写真は1949年撮影

創業記念館の展示内容は、創業当時の生産風景、機械式時計とその技術・技能の進化、クオーツウオッチ開発に至るストーリー、小型デジタルプリンターの誕生と発展など。

ものづくり歴史館では、創業時からの製品・技術の変遷、長期ビジョン「Epson 25 Renewed」の紹介、エプソンが取り組む5つのイノベーション、プリント体験コーナーなどの展示を用意している。

あわせて、同社の創業時の理念や歴史を紐解くスペシャルサイト「Epson 80year Journey」もオープンしている。