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エプソン、再生プラスチック30%使用のA4複合機「カラリオ」新モデル

2023年版の年賀状プリンターも

EP-885AW

エプソン販売株式会社は、家庭用インクジェットプリンター「カラリオ」3機種5モデル、ハガキプリンター1機種を10月20日に発売する。価格はいずれもオープン。

EP-885AW/AB/AR、EP-815A、EP-715Aの3機種は、カラー/モノクロプリントのほか、スキャンやコピー印刷もできるA4複合機。いずれも6色染料インクを採用している。共通の変更点として、プリンター本体に再生プラスチックを30%使用した。また、サポートプラン「カラリオスマイルPlus」の活用も、ひとつの商品を長く使うことに繋がり、環境に貢献できるとしている。

機能面では、ホーム画面に新UIを採用。よく使う機能ごとに色分けした新デザインで、スマートフォンアプリ「Epson Smart Panel」に連動しているという。同アプリのヘルプ機能では、LINEを通じたチャットサポートへの誘導も行う。

ハガキプリンターPF-81は、ハガキの原寸大表示を見ながら年賀状作成を行える製品。2023年版として卯年コンテンツを豊富に収録した。

EP-885AW/AB/AR

EP-885AB
EP-885AR

4.3型タッチパネル式ディスプレイを搭載する、EP-884Aの後継モデル。店頭予想価格は税込3万円台後半。

今回のインクジェットプリンター新モデル3機種はいずれも6色インク機だが、本機のみインク品番が異なり、カラーでの作品印刷に向くとしている。また、交換式のメンテナンスボックスを採用しているのも本機のみ。

名刺サイズからA4サイズのプリントに対応する。給紙は前面(2段)と背面(手差し1枚)。自動両面印刷が可能。

EP-815A

EP-815A

2.7型カラー液晶ディスプレイを備える、EP-814Aの後継モデル。店頭予想価格は税込3万円台前半。

プリントサイズはL判〜A4に対応。EP-885AW/AB/ARとの主な差異は、対応インク(色数は同じ)とメンテナンスボックス(EP-885AW/AB/ARのみ交換式)。

EP-715A

EP-715A

1.44型カラー液晶ディスプレイを備える、EP-714Aの後継モデル。店頭予想価格は税込2万円台前半。従来モデルとの外観上の違いは、液晶ディスプレイ周りのパネルデザイン。

プリントサイズはL判〜A4に対応。上の2機種との主な差異は、自動両面印刷に非対応となっている点。給紙も前面1段のみ。

PF-81(PF-81-2023)

PF-81-2023

PF-81-2022の後継。ハガキを原寸大表示できる、9.0型タッチパネルを搭載するハガキプリンター。店頭予想価格は税込5万円台後半。

卯年コンテンツを多く収録したという2023年モデル。インクは4色染料。カードサイズ〜A5サイズのプリントに対応する。カシオ計算機製「プリン写ル」の対応機種から住所録データを読み込むこともできるという。

本体には十二支分・1,000種類のハガキデザインを内蔵。PF-81の既存ユーザー向けに、別売で永年版の素材集(PFND20B)も用意している。

本誌:鈴木誠