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ニコン、望遠端3,000mm相当の「COOLPIX P1000」を国内発売
広角24mmからの光学125倍ズーム 別売でドットサイトも用意
2018年8月30日 15:21
株式会社ニコンイメージングジャパンは、レンズ一体型デジタルカメラ「COOLPIX P1000」を9月14日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込13万7,700円。
海外で先行発表され話題を集めた「125倍ズーム・望遠端3,000mm相当」のレンズ一体型デジタルカメラ。国内での発売が決まった。
従来モデルの「COOLPIX P900」に比べズーム比が拡大したほか、ホットシューの装備、EVFの高解像度化、RAW記録への対応、操作部の充実など、カメラの基本機能もレベルアップしている。
撮像素子は有効1,605万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。感度はISO 100〜1600(拡張で3200、6400)。連写は約7コマ/秒(7コマまで)。約120コマ/秒で60コマ連続撮影するモードも選べる。
レンズは35mm判換算24-3,000mm相当F2.8-8。最短撮影距離(レンズ前)は広角側で約30cm、望遠側で約7m。マクロAF時は広角側でレンズ前約1cmまで寄れる。手ブレ補正効果はシャッタースピード5段分。
レンズ鏡筒部には、露出補正やISO感度設定などを割り当てられるコントロールリングを新たに備えた。
別売アクセサリーで、超望遠域での撮影を助ける「ドットサイト DF-M1」も発売。防塵防滴に配慮した設計で、COOLPIX P1000に限らず超望遠レンズを装着した一眼レフカメラやミラーレスカメラでも使える。本体は折り畳み式。照準マークは3種類のパターン、2種類のカラーから選べる。
背面モニターは3.2型約92万ドットのバリアングル式。EVFは0.39型有機EL、約236万ドット(アイセンサー付き)。
3,840×2,160/30pの4K動画記録に対応。外部モニターにクリーン出力できる「HDMIクリーンアウト」を新たに搭載した。内蔵ステレオマイクのほか、外部マイクを接続可能。タイムラプス/スーパーラプス向けの撮影機能も備えている。
Wi-Fi/Bluetooth通信に対応。「SnapBridge」アプリでスマートデバイスと連携する。
バッテリーはEN-EL20a。撮影可能枚数は約250枚。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。
外形寸法は約146.3×118.8×181.3mm。重量は約1,415g(電池、SD含む)。
別売でBluetooth接続の「リモコン ML-L7」を用意。ズーム操作、動画撮影の開始/停止、MF時のピント合わせなどが可能。