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ニコン、EVFなどを一新した83倍ズーム機「COOLPIX P950」
24-2,000mm相当 4K UHD対応 マイク端子も
2020年1月7日 11:06
ニコンは、レンズ一体型デジタルカメラ「COOLPIX P950」を2月7日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込10万6,040円。
35mm判換算24-2,000mm相当の83倍ズームレンズを搭載するデジタルカメラ。2015年3月発売の「COOLPIX P900」と同様の焦点距離をカバーしつつ、各部仕様を充実した後継機。35mm判換算24-3,000mm相当をカバーする「COOLPIX P1000」(2018年9月発売)に比べて小型で扱いやすいモデルと位置づける。
撮像素子は1/2.3型有効1,605万画素の裏面照射型CMOS。感度はISO 100-6400。最短撮影距離(レンズ前)は広角側で約40cm、望遠側で約5.0m。マクロAF時は広角側でレンズ前約1cmまで寄れる。静止画では約5.5段分のレンズシフト式手ブレ補正を利用できる。静止画のRAW記録にも対応した。
COOLPIX P900にはなかったアクセサリーシューをポップアップ式ストロボ部分に新設。別売のドットサイトDF-M1やステレオマイクロホンME-1を装着できる。
動画記録時の手ブレ補正はレンズシフトと電子式を併用。従来はFHD対応に留まっていたが、COOLPIX P950では最大で4K UHD(3,840×2,160/30p)を記録できる。プラグインパワー対応のステレオミニジャックも追加した。
EVFは0.39型約236万ドット。COOLPIX P900の約92万ドットから向上した。
液晶モニターは3.2型約92万ドットのバリアングル式。
Wi-Fi/Bluetooth機能を内蔵し、スマートフォンのSnapBridgeアプリと連携。位置情報はSnapBridge経由でスマートフォンから取得する方式で、別売アクセサリーのGP-1は非対応。
バッテリーはCOOLPIX P1000と同じ「EN-EL20a」に変更。撮影可能枚数は約290枚。
外形寸法は約140.2×109.6×149.8mm。重量は約1,005g。