写真で見る
RICOH GR IIIx
シリーズ初の40mm画角 GR IIIとの見分けポイントを探す
2021年9月9日 12:00
リコーイメージングが10月上旬に発売するレンズ一体型デジタルカメラ「RICOH GR IIIx」(リコー ジーアール スリー エックス)の外観をお届けする。
GR IIIxは、2019年に発売した「RICOH GR III」の基本仕様をもとに、新たに35mm判換算40mm相当となる「GR LENS 26.1mm F2.8」を組み合わせたバリエーションモデル。有効約2,424万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーや、センサーシフト式の手ブレ補正機構、超音波振動によるゴミ取り機構など、ほとんどの特徴をGR IIIから継承している。操作部の配置は完全に共通で、電源オンオフのスピード感などにもGR IIIとの違いは感じられなかった。
今回はチェックできなかったが、GR IIIxには新たに専用の1.5倍テレコンバージョンレンズも用意される。カメラ側のクロップ機能と組み合わせることで、35mm判換算約75mm相当と約107mm相当の画角でも撮影が可能になるという。詳細仕様や別売アクセサリーのラインナップは既報記事をご覧いただきたい。
GR III(右)と比較
外観
外観のわかりやすい違いは、レンズ銘板の表記と、電源オフ時のレンズ部の厚さが2mm増えている点。表面仕上げにも目立った違いは感じられなかった。もともと底面のラベル以外に機種名の記載がないため、1mも離れたらGR IIIとGR IIIxを見分けるのは難しそうだ。併用する場合は、アクセサリーのリングキャップで色分けするのが有効かもしれない。
なお、GR IIIxにもドレスアップ用に別売でカラーリングキャップが用意されるが、これはGR IIIx専用となっている。試しにGR IIIxとGR IIIのリングキャップを交換してみようとしたが、どちらも互換性はなかった。