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「GR IIIx」が約1年半ぶりに首位獲得…Map Cameraの2025年1月ランキング

シュッピン株式会社は2月11日(火)、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2025年1月1日(水)~1月31日(金)の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

GR IIIx

1位:GR IIIx
2位:α7C II
3位:Z50II
4位:X-T50
5位:X-T5
6位:X100VI
7位:GR III
8位:EOS R5 Mark II
9位:X-M5
10位:Zf

2025年最初の首位は、リコーイメージングのレンズ一体型カメラ「GR IIIx」だった。同機が前回1位を獲得したのは2023年9月。2021年10月の発売当初からメーカーの供給が不安定な状況が継続しており、今でも入荷があればすぐに予定数に達してしまうほどの人気だという。ちなみに兄弟機の「GR III」も7位にランクインしているが、まったく同じ状況とのこと。

2位はソニーの「α7C II」。今回はメーカーのキャッシュバックキャンペーンが後押しとなりながらも、その人気には安定感があるという。しかし、ランキング入りしたソニー機はこの1モデルで、例えば前回上位だったα7 IVやα1 IIはランク外となった。

前回1位だったニコンの「Z50II」は3位にランクイン。現状ではメーカーからの供給が不足しており、長期の“待ち”の可能性もあるという。ニコンのカメラはこのほか、10位に「Zf」がランクインしている。

富士フイルムのカメラが計4機種ランキング入りした。筆頭は4位の「X-T50」で、5位の「X-T5」とともに現在は供給が安定した状況という。そのほか6位に「X100VI」、9位に「X-M5」が入った。

中古デジカメ販売月間ランキング

Z50

1位:Z50
2位:α7 III
3位:Zfc
4位:EOS R5
5位:Zf
6位:α7 IV
7位:GR III
8位:Z6II
9位:Z5
9位:α6400

ニコンの「Z50」が中古部門の1位を獲得した。新機種の登場により従来モデルにも注目が集まることで、中古在庫数が増えるというサイクルに当てはまる構図になっているという。ニコンはこのほか3位に「Zfc」、5位に「Zf」、8位に「Z6II」、同数9位に「Z5」と計5機種がランクインした。

2位はおなじみの「α7 III」。1位とは僅差だったという。ソニーはこのほか6位に「α7 IV」、同数9位に「α6400」と計3機種がトップ10入りした。

2カ月連続で首位だった「EOS R5」は4位にランクダウンしている。

本誌:宮本義朗