デジタルカメラマガジン

2021年10月号は「EOS R3」「GR IIIx」実写レビュー、総力特集「紅葉のすべて」

話題の新製品を実写撮影付きでどこよりも詳しく紹介!

熱田護がSUPER GTでその実力を体感「キヤノンEOS R3」

キヤノン初となるミラーレスでのプロスペックモデル「EOS R3」をF1カメラマン・熱田 護がスーパーGTで試した。新被写体認識である「乗り物優先」を使ってGTマシン、F4マシンを30コマ/秒で追いかけてその実力を確かめた。EOS R5では気になっていたEVFの遅延はどうなのか? 剛性感はプロの使用に耐えるのか。プロが実践で使えるかどうかの基準で判断する。

標準域(40mm)の世界を切り開く「リコーイメージング GR IIIx」

これまでのRICOH GRシリーズは主に28mm相当の画角となる単焦点レンズを搭載してきたが、この慣習を打ち破る40mm相当の画角を搭載した新GR「GR IIIx」が登場した。GR IIIとの違い、40mmの使い方を含めて赤城耕一がレビューする。後半では、GRシリーズを初代から使い続けている菅原一剛によるスペシャルギャラリーも掲載。

総力特集:日本を美しく彩る紅葉を完全攻略! 撮影テク&撮影地ガイド&レタッチ

暑い夏が終わると、紅葉の季節がやって来る。桜の開花が西日本から始まるのとは異なり、紅葉は例年、気温が低い北海道から南下する。本特集では、紅葉や黄葉の色づきの仕組みをはじめ、撮影テクニック、ベスト撮影地、さらには紅葉写真の仕上げ方まで、盛りだくさんの全46ページ。紅葉を「知る」「撮る」「仕上げる」がすべて分かる総力大特集。

「知る」:紅葉の仕組みを知る

なぜ、葉は秋になると赤や黄色に色づくのか? その原理から、紅葉と黄葉前線、さらに赤・黄・橙色に染まる代表的な葉を紹介する。なにげなく赤く染まったから撮っていたという人も、ここを読めば紅葉のことをもっと深く知ることができる。

「撮る」:写真家20名による紅葉撮影テクニック

紅葉は1本の木で表現するより、周りの風景を含めて色とりどりの色彩で見せることが多い。ただ単に撮るのではなく、紅葉を美しく撮るために何が必要なのか。構図、絞り、シャッター速度などに分けて、紅葉を撮るコツを解説する。

「仕上げる」:紅葉の色彩を美しく仕上げるレタッチ術

紅葉は撮ったままだと若干くすんで見えることが多い。目で見て感じた紅葉のトキメキを表現するには、色を際立たせ、紅葉を輝かせるレタッチテクニックが必要だ。3名の写真家に、3ステップだけで美しく仕上げるテクニックを紹介してもらった。

「知る」:東日本・西日本 紅葉撮影地ガイドベスト10

紅葉シーズンともなれば、日本各地の撮影地を精力的に巡り続けている富田文雄と山梨勝弘。日本の風景を知り尽くしたこの2名に東日本は富田、西日本は山梨と分けて、心に残る紅葉撮影地を紹介してもらった。

登場写真家(敬称略)

イナガキヤスト、岡本大志、柄木孝志、喜多規子、木村琢磨、saizou、佐々木和一朗、鈴木芳澄、清家道子、高橋良典、館野二朗、対馬慎太郎、富田文雄、中西敏貴、長根広和、萩原れいこ、林 将之、平井葉月、本間昭文、八木千賀子、山梨勝弘、山本純一