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ソニーα1

既存機種との操作部比較、一新されたメニュー画面など

ソニーが1月27日に発表した「α1」の外観について、詳しくお伝えする。サイズ感と外観イメージはα9 IIやα7R IVといった既存モデルを踏襲するが、操作部に細かな変更がある。

メニュー画面はα7S IIIと同様の新デザインを採用し、タッチ操作にも対応。また、レンズ交換時の安心感が高まるとしてユーザーに求められた「電源OFF時にシャッターを閉じる機能」も追加されるなど、既報の大きな特徴以外にも細かなアップデートが加えられている。細部仕様の気になる点については、後日ソニーからの回答を得て別途お届けする予定だ。

外観

装着レンズはFE 24-70mm F2.8 GM。
金色で「α1」の機種名が入る。
マウント付近に可視光+IRセンサーを搭載。これにより、人工光源下でもより正確なAWBが可能になるという。
CFexpress Type AとSD UHS-IIの両方に対応するスロットが2つ備わる。
側面端子類。有線LAN、シンクロ端子、microUSBとUSB Type-C、HDMI Type A出力、マイク入力/ヘッドフォン出力がある。赤外線とBluetoothのワイヤレスリモコンにも対応。
対応バッテリーはNP-FZ100。別売のバッテリーグリップ「VG-C4EM」も使える。

操作部の比較

α7S III(右)と比較

α1(左)はチルト式、α7S III(右)はバリアングル式。

そのほか

α9 II(右)と比較
α7R IV(右)と比較
ファインダーフレームレートの設定画面。標準(60fps)、高速(120fps)、より高速(240fps。ファインダー倍率は「縮小」に固定)が選べる。標準/高速時のファインダー倍率は0.9倍。
α1の電子シャッター/メカシャッターでの連写。シャッタースピードは1/250秒に設定。

メニュー画面

α7S IIIで採用されたメニュー形式を継承。画面は第1階層
第2階層
第3階層
撮影
露出/色
フォーカス
再生
ネットワーク
セットアップ
α7S IIIに続き、HEIFフォーマットを選べる。
RAW記録は、非圧縮RAW/ロスレス圧縮RAW/圧縮RAWの3通りを用意。
スロットごとの振り分け
シャッター方式の使い分け
フリッカーレス撮影のオンオフ
ライブビューへの露出/フラッシュ設定反映
手動でのレンズ焦点距離設定。
最長で1,000mmまで選べる。
AFの被写体追随感度を選べる。
リアルタイム瞳AFの検出対象を選択。新たに「鳥」が加わった。
モードダイヤルを動画モードにすると、メニュー画面のタブアイコンも動画になる。
よく使う設定項目を並べておける「マイメニュー」の設定
本誌:鈴木誠