ニュース

超広角レンズ「LAOWA 12mm F2.8」がミラーレス用にリニューアル

一部マウントはAFが可能

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF AFモデル

株式会社サイトロンジャパンは、35mmフルサイズミラーレスカメラ対応の超広角レンズ「LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF」を8月22日(金)に発売する。

対応マウントは、キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、L。

2017年2月に発売された35mmフルサイズ対応の「LAOWA 12mm F2.8 Zero-D」をベースに、ミラーレスカメラ専用に最適化した超広角レンズとなる。超広角でありながら湾曲収差を極限まで抑制する「Zero-D」(Zero Distortion)設計を継承している。

ミラーレスカメラ対応に伴い、重量が699gから377g(ソニーEマウントの場合)に軽量化したほか、ソニーEマウント用とニコンZマウント用はAF(オートフォーカス)に対応した。これらの2本は、LAOWAのAF対応レンズ第2弾として位置付けられている。

さらに、72mm径のフィルタースレッドを前面に追加した。

絞り羽根は5枚。ただし直営店限定で、絞り羽根を14枚にしたMF(マニュアルフォーカス)モデル「LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF MF 14枚絞り仕様」も同時に発売される。こちらも対応マウントはキヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、Lとなっている。

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF MFモデル
AF機構を搭載(ソニーEマウントとニコンZマウント)
72mm径のフィルタースレッドを新設
提供:株式会社サイトロンジャパン
提供:株式会社サイトロンジャパン
提供:株式会社サイトロンジャパン
提供:株式会社サイトロンジャパン
  • 対応マウント:キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、L
  • 焦点距離:12mm
  • 開放F値:F2.8~F22
  • 画角:122°
  • 対応フォーマット:35mmフルサイズ
  • レンズ構成:9群16枚
  • 絞り羽根枚数:5枚
  • 最短撮影距離:14cm
  • 最大撮影倍率:0.21倍
  • フォーカス方式:オートフォーカス(ソニーE、ニコンZ)、マニュアルフォーカス(キヤノンRF、L)
  • フィルター径:72mm
  • 外形寸法:約77.2×78.6mm(ソニーEの値。マウントにより変動)
  • 質量:約377g(ソニーEの値。マウントにより変動)
  • 価格:14万7,000円前後
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。