写真で見る
ソニーα7C
α7 III/α6400とサイズ比較 新キットレンズFE 28-60mmも
2020年9月17日 00:00
ソニーが10月23日に発売するミラーレスカメラ「α7C」の外観写真をお届けする。
α6000シリーズと同様のデザインを採用したボディに、α7 IIIと同じ有効約2,420万画素の裏面照射型CMOSセンサーと映像エンジンBIONZ Xを搭載したモデル。「Compact」を意味する「C」をモデル名に冠しており、フルサイズミラーレスの導入を検討しているが、そのサイズや重量から断念していたというユーザーなどに向けて広く使用してもらうことを企図しているという。店頭予想価格はボディ単体が税別21万円前後、レンズキットは税別24万円前後。
ボディ
ボディの外形寸法は約124×71.1×59.7mm。デザインはα6000シリーズと同様に天面がフラットになっているのが特徴。フラットな天面と内蔵EVFの組み合わせは、35mmフルサイズミラーレスカメラでは初となる。
左側面に3.5mmステレオミニジャックのマイク入力とヘッドホン出力端子、HDMI Type D端子とUSB Type-C端子を備えている。SDカードスロット(UHS-II対応)はシングル仕様。
3.0型の背面モニターは、バリアングル式を採用している。
天面右側にはモードダイヤル、露出補正ダイヤル、シャッターボタン、動画撮影ボタンを配している。
キットレンズ「FE 28-60mm F4-5.6」
沈胴機構を採用し、携行性に配慮した標準ズームレンズ。外形寸法は45×66.6mm。重量は約167g。
3枚の非球面レンズを含む7群8枚構成としており、ズーム全域で効果的に諸収差を抑制するという。本レンズ単体での発売は2021年春を予定している。希望小売価格は税別6万円。
既存の標準ズーム「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」と比較すると、沈胴機構を用いて小型化された本レンズのサイズ感がよくわかる。
αシリーズ比較
α6400(画像右側)とのサイズ比較
APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載している「α6400」の外形寸法は120×66.9×59.7mm。重量は約359g(本体のみ)。
斜め上からα7Cを見ると、その厚さを感じさせない造形になっていることがわかる。α6400と持ち比べると、グリップ部分の深さがあるためか、持ちやすさの面ではα7Cが上回っていると感じた。