今週の気になるニュースをPICKUP

11月6日(月)~11月10日(金)|「α9 III」は年明け発売。ライカのポルトガル工場取材記も

11月6日(月)~11月10日(金)に配信したニュースのうち、印象的なものをピックアップしてお届けします。

グローバルシャッター方式フルサイズミラーレス「α9 III」

今週は「α9 III」のおかげでカメラ界隈が賑わいました。このグローバルシャッター方式を採用したフルサイズミラーレスカメラの正式な投入は来年1月とのことで、今からソワソワしている人も多いことでしょう。そして何がすごいって、その大きな発表の翌日にイベントホールを貸切って体験会をやってしまうソニーです。会場内に森と噴水が出現したのには大変驚きました。会場からのレポート動画もご一緒にどうぞ。

とっても軽い「300mm F2.8」

重量は1,470g(三脚座ナシ)あるので当然その分の重さはあるのですが、「300mm F2.8」というワードから想起される重量感が全く感じられないのは驚きです。鏡筒前方の光学エレメントを極力少なくすることで、この軽さを実現しているとのことですが、ぜひカットモデルを拝見してみたいところ。1.4倍/2倍のテレコンバーターにも対応するなど、汎用性も高そう。来年2月の登場です。

ライカ、ポルトガルの第二工場が設立50周年

そこに連綿と受け継がれているストーリーに魅了されるということも、特定のメーカーのファンになる大きな理由になるでしょう。あの出来事があったから、今がある。そんな文脈のようなものにロマンを感じたりもします。記事では、ライカがポルトガルに工場を置いた理由、そしてそこで事業を継続してきた理由が記されていますが、ヨーロッパという場所に抱くイメージも味方して、なんだか映画を見ている気分になれるレポートです。デジカメ Watch Channelで公開しているレポート動画では、ウチのチャンネルとは思えないような映像が見られるのでぜひこちらもどうぞ。

「ジャパンバードフェスティバル2023」

「鳥」をテーマに各メーカーが一堂に会すイベントです。会場となる手賀沼は、国内唯一の鳥類専門博物館があるなど“野鳥”と縁の深い場所。かつて水質汚染により“日本一汚い沼”とネガティブな意味で名を広めた過去もありますが、継続的な水質改善の努力により全国ワースト1ではなくなっているそう。イベント会場では、各社が自信をもってお届けする機材を存分に試すことができます。このイベント自体は2001年から続く歴史あるものですが、“野鳥”という1テーマでここまで大規模に開催できるのは全くもってすごいことだなと思います。記事では会場の賑わいもお伝えしております。

ダムの放流を見てみたい

外に出やすい季節になったことで、各地で開催されるイベントがより魅力的に感じられるようになってきました。今週一番気になったのはダムの放流です。その迫力を現地で見てみたい。

最近はクリスマスに向けたイルミネーションの情報なども増えてきました。デジカメ Watchでも「撮影に行きたい」と思えるようなイベントの情報などを引き続きお届けしていきたいと思います。そして皆さんの写真をGANREFで紹介していただけると大変うれしいですね。

本誌:宮本義朗