今週の気になるニュースをPICKUP

10月9日(月)~10月13日(金)|超望遠&超広角ズームレンズが同日に発表、CFexpress 4.0にも動きあり

10月9日(月)~10月13日(金)に配信したニュースのうち、印象的なものをピックアップしてお届けします。

クラス最軽量の超望遠レンズ「NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S」

焦点距離600mmの超望遠単焦点レンズですが、その特徴はなんといってもサイズ感にあるでしょう。記事中に同じ焦点距離を持つ「NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S」との比較画像を掲載していますが、F値が異なるにしてもその差には少々驚きました。筆者には普段これほどの超望遠を必要とする撮影シーンはないのですが、デザインのスタイリッシュさもあり、ついつい使ってみたいなと思わせる魅力を感じます。

周辺ブレまで補正する超広角ズームレンズ「RF10-20mm F4 L IS STM」

ニコンの超望遠、のお次はキヤノンの“超広角ズーム”です。手ブレ補正を搭載した10mmスタート。こちらのモデルももちろん、小型・軽量となっております(この辺はもう当然のごとく、という感じですね)。

新制御アルゴリズム「周辺協調制御」の初搭載もトピックとなっております。広角レンズ特有の画像周辺ブレを、カメラ内およびレンズ内の補正を協調させることで軽減するという……、一体カメラの中で何が起こっているのでしょうか。

CFexpress 4.0に対応したType Bカード

ProGrade Digitalに続いて、OWCがCFexpress 4.0対応のCFexpress Type Bカードをリリースしました。化け物じみた転送速度から得られるものは多大なものとなるでしょう。メモリーカードの進化なくしてカメラの進化はない。今の自分にはオーバースペックだなと思っていても、いずれはこれがスタンダードと呼ばれる時代が来るのでしょうか。

32bitフロート録音対応のポータブルレコーダー

製品発表会の場など、ICレコーダーで取材内容を録音する機会がしばしばあります。遠くのスピーカーから出ている音を小さなレコーダーで録音するのにも限界があり、あとで聞き返す際に「なんて言ってるんじゃ」と肩を落としたことは1度や2度ではないでしょう。“32bitフロート録音”に対応するというこのポータブルレコーダー。そんな現場に持っていけると心強い味方になってくれるでしょうか。ミュージシャン向けと言こともあり、各トラックのレベルを調整できるフェーダーを備えているなど、機能も多彩です。動画制作にも活用できそうだし、「欲しい!」という感じです。

季節の移ろいを感じたい…

知らず知らずのうちに季節が流れていく、というのはテレワーク中心の生活を送る弊害といえるでしょう。たまには、広い空の下に咲き誇る花に、季節を感じたいものです。

秋に咲くバラは、春から初夏にかけて咲くものよりも、1日の中で香りを楽しめる時間が長いそうです。ふと、「どんな香りなのだろう」と気になりました。花そのものの美しさを、自分より上手に写真に収めてくれる人はたくさんいます。ただ、いくら花が美しかろうと他人が撮った写真から香りまで感じ取るのは困難です。自分が撮った写真なら、拙い構図でも香りを記録(記憶?)できるかもしれない。写真を撮るって楽しいですね。