今週の気になるニュースをPICKUP

10月2日(月)~10月6日(金)|「Z f」の発売日が決定、ライカのインスタントカメラに新モデル

10月2日(月)~10月6日(金)に配信したニュースのうち、印象的なものをピックアップしてお届けします。

Z fの発売日が決定

注目の新機種「Z f」の発売日が発表されました。同機は連日、SNSなどでも盛り上がりを見せていますが、既に「想定を超える多くの予約」があるともアナウンスされています。発売当日に製品が届かない場合もあるとのことで、その動向も気になります。

ニコンからは、「Z 9」の最新ファームウェアが公開されています。被写体検出設定に「鳥」と「飛行機」を追加しており、ユーザーにとっては見逃せないところでしょう。「Z 8」への「鳥」の追加も予告されており、こちらは2024年前半に公開の予定となっています。

ザクティの業務用途ウェアラブルカメラ「Xacti LIVE」

ザクティといえば、モニターを搭載した縦型のデジタルカメラを想起する読者も多いかと思います。パナソニック・三洋電機グループから分離独立して株式会社ザクティとなった現在は、主に企業向けにXactiブランドの製造およびソリューション事業を展開しています。今回発表された製品も業務用途ではあるのですが、使い道はそれに限らない汎用性がありそうです。同社がもつ製品開発におけるノウハウに疑いの余地はありませんから、ついついコンシューマー向け製品の展開に期待してしまいます。

エプソン、エコタンク搭載エントリーモデル

エプソンの“エコタンク”は、ランニングコストを抑えつつ、インクボトル1本あたりの印刷可能枚数を増やしてトータルコストや消耗品交換の手間を軽減できるというのが特徴。その中でもランニングコストを最も抑えたという機種を、エントリーモデルという位置づけで発表しました。A4カラー文書の印刷コストが約0.8円で、1回のインク交換で印刷できる枚数もなかなかすごい数字になっています。

「インク交換の手間が減る」という、ユーザーの主観的な面からも訴求していくとのことで、今後ますますエコタンクの名が一般的になっていきそうな予感がします。紙製モックアップのつくりも実機に忠実で、こちらもぜひ店頭でご覧ください。

ライカのハイブリッドインスタントカメラ

ライカのインスタントカメラが、8年ぶりにリニューアルして登場しました。画像データが保存可能になったりと、撮影・記録がデジタルになった“ハイブリッド”仕様になっています。同じような趣向の製品としては富士フイルムの「INSTAX mini Evo」が思い起こされます。クラシカルな見た目のEvoに対して、こちらはとてもシンプルで、スタイリッシュな印象です。遊びがいがあって楽しそう。ゾフォート2でライカデビューするのもありでしょうか。

電子カイロで冬支度を

長く厳しかった夏が、ようやく終わったかなという実感が得られる今日この頃です。朝晩は空気がヒンヤリとしていますが、それでも日なたに出れば日差しが熱く感じられたりと、夏の粘り強さには脱帽です。しかし、近年の日本は春や秋がどこへ行ってしまったのかという気候ですから、冬を迎える準備もそろそろ考えなくてはいけません。指先の冷えに悩まされる冬の撮影では、充電して繰り返し使える電子カイロが心強い味方になってくれるでしょう。

本誌:宮本義朗