11月号特集は「Lightroom Classicの教科書」

フォトグラファーの実践テクニックが基礎から学べる

プロアマ問わず幅広い支持を集める人気フォトレタッチソフト「Adobe Lightroom Classic」。デジタルカメラマガジン2020年11月号の特集は、このLightroomのすべてが分かる内容。最初に補正の軸となる機能を学ぶ「基本編」、次にその機能を使いこなした「実践編」という2部構成になっている。

今回の最大の特徴は、「実践編で登場する写真家のRAWデータを無料でダウンロードできる」こと。RAWデータをダウンロードして、自分のLightroomに読み込むことで、実際にどのような操作をしているのかが完全に理解できる。Lightroom初心者はもちろん、普段活用しているユーザーにも新たな学びがある充実の完全保存版！

Lightroom基本編

RAW現像するときによく使う機能を「明るさ」「色」「質感」「部分補正」の4つのテーマに分けて詳細に解説。

トーンカーブの解説

画像処理において、「トーンカーブ」による階調補正は必須の技術だ。ホワイトバランスや基本補正と同様に、トーンカーブの使い方を覚えることはRAW現像と画像処理の基本となる。トーンカーブ画面の見方、カーブを使っての補正方法を細かく解説する。

「トーンカーブ」ポイントカーブの解説

トーンカーブ補正の軸になるのがこのポイントカーブでの調整。左下から右上に伸びている線を動かすことで、色の補正ができる。ポイントの打ち方や、間違ってしまった場合の対処策などを解説。

「トーンカーブ」S字カーブを使った補正例

ポイントカーブを使うと、任意の明るさの部分を明るく/暗くできたり、その両方を組み合わせてS字にカーブさせ、画像全体のコントラストを高めることもできる。どのように変化するのかを調整前、調整後の写真を掲載。効果を見てみよう。

Lightroom実践編

実践編では10名の写真家に基本編で解説したツールを使い、どのように補正を進めていくのかを解説してもらった。手順をSTEPで紹介し、特に重要なSTEPは機能の補正画面と調整前、調整後の写真を掲載して効果を紹介している。

実践編で登場した写真家のRAWデータはダウンロード可能！

インプレスブックスのデジタルカメラマガジン2020年11月号のWebページより、実践編で紹介した補正内容を保存したRAWデータをダウンロードできる。誌面では手順をSTEPで区切っていたが、Lightroomのスナップショット機能を使い、そのSTEPを再現している。STEP1を押すと、STEP1の補正内容が反映される仕組みだ。写真家がどのような順番で補正しているのかがよく分かる。さらにSTARTを押すことでいつでも最初に戻れる。

RAWデータのダウンロード方法

インプレスブックスの「デジタルカメラマガジン11月号」のページ（https://book.impress.co.jp/books/1120110210）にアクセス。

ページトップの「★特典」をクリックし、ページ手順通りに進んでいくと、ダウンロードできます。ダウンロードにはデジタルカメラマガジン11月号（紙もしくは電子版）が必要になります。

インプレスブックスの「デジタルカメラマガジン11月号」のページ

ダウンロードするとRAWデータが表示される

特集2：F2アンダー・単焦点レンズの表現力に迫る「魅惑の大口径レンズ全12本」

キヤノン、ソニー、ニコンをはじめとする各社のF2アンダー・純正大口径レンズに加えて、中一光学（ZHONG YI OPTICS）や七工匠（7Artisans）などのASIANレンズも緊急参戦。各レンズの描写力の高さを伝える作例と共に、ピント位置のシャープネスやボケの品質を評価するテストも実施。さらには大口径レンズの実力を引き出すための撮影テクニックも合わせて紹介する。