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デジタルカメラマガジン連載の「いまさら人には聞けない大人の光学入門」が書籍化

“なんとなく”を“しっかり”理解 購入キャンペーンも

弊社インプレスより刊行中の月刊誌「デジタルカメラマガジン」誌上で連載されていた「いまさら人には聞けない大人の光学入門」が書籍になりました。

同誌2017年7月号からはじまった、2年間・全24回の連載がまとめられていて、“なんとなくしか分からなかったカメラとレンズのしくみ”や“身近な光の存在”について、イラストでわかりやすく解説しています。

書籍化にあたって、モノクロページだった連載はオールカラー化。よく写真関係の書籍や雑誌で見かける“どう光を読めばよいのか”という疑問からはじまり、カメラのしくみや光学の疑問を紐解いていきます。

「写真が上手な人がよく口にする“光を読む”という言葉が、ずっと理解できませんでした」と編集担当者。「光の本は難しい物理書や工学書ばかりで、文系の自分には読めないものばかり。光のことをもっと簡単に勉強できないかと思った」ことが、この連載企画のキッカケになったのだとか。

発売にともない、2019年8月5日までにオンライン書店で本書を購入し、キャンペーンにお申し込みいただいた方を対象に、電子書籍(PDF版)と書籍未収録の特典読みもの「レンズのこぼればなし」(PDF版/全8ページ)をプレゼントするキャンペーンも実施しています。

「レンズのこぼればなし」は、レンズの構成タイプや特徴を歴史とともに紐解いていく内容となっています。ガウスタイプってどんなレンズ? などレンズ名や構成に関する疑問にもこたえています。

このようにカメラや光学を科学的に理解できるお話が詰まった本書、目次は以下のとおりです。

目次

第1章:カメラがわかる光のはなし
・光の色のはなし
・光の性質のはなし
・光源のはなし
・光の単位のはなし
コラム カメラで使う光の単位
第2章:カメラのしくみと歴史
第3章:光とレンズのはなし
・レンズの働きのはなし
・レンズとピントのはなし
・レンズの種類のはなし
・レンズの性能のはなし
・光学ガラスのはなし
・レンズコーティングのはなし
コラム 人の目とレンズ
第4章:光とカメラのはなし
・撮像素子のはなし
・露出とシャッターのはなし
・ファインダーのはなし
・オートフォーカスのはなし
・画像処理エンジンのはなし
コラム 撮像素子の歴史
第5章:画像のはなし
・像の記録のはなし
・画像のはなし
・画像処理のはなし

書籍概要

書名:カメラとレンズのしくみがわかる光学入門
著者:安藤幸司
発売日:2019年7月5日(金)
ページ数:160ページ
サイズ:A5判
価格:1,600円+税(電子版も同)

本誌:宮澤孝周