デジタルカメラマガジン

デジタルカメラマガジンの人気連載「プリントすると写真が上手くなる」がムック化

プリントに関する疑問・気になる製品を実際に試して検討

小社インプレスでは、ムック「プリントすると写真が上手くなる」を10月31日に発売いたしました。全国の書店、Amazon.co.jpなどで販売されています。価格は税別2,000円です。

月刊誌「デジタルカメラマガジン」で掲載中の同名の連載2年分に、新規書き下ろしを加えた構成となっており、写真プリントに関わる様々な要素が凝縮された内容となっています。

一冊に連載をまとめていくにあたり、プリント用紙などの関連製品を、現在のラインアップにあわせて内容を更新、さらに連載時には盛り込むことができなかった情報を追加するなど、雑誌掲載時よりも内容の充実が図られています。

内容は大きく分けてプリンティング編、フォトペーパー編、プレゼンテーション編、付録の4つのセクションで構成されています。

プリンティング編では、フォトコンテストの応募にも使えるプリントのポイントや純正インクと互換インクでの保存性の違いなどを検証しています。また、フォトペーパー編では様々なブランドの用紙でどのように色ノリや写真の見え方が変わるのかを実験しています。染料インクと顔料インクでどのように見え方が変わるのかといったプリントの素朴な疑問にも答えています。

このほか、岡嶋さん自身がオススメする特に扱いやすいファインアート紙に関する案内も。画質や白色度など、見栄えや紙の厚みにいたるまで解説されているため、表現意図にあわせた用紙選択のヒントも多数見つけてもらえる内容となっています。

プレゼンテーション編では、額装や展示について解説しています。一工夫を加えた額装も紹介されており、一風変わった演出をしてみたいというニーズにも応える内容となっています。

ほかにも、写真家・岡嶋和幸さん自身がメーカーギャラリーの公募展示に応募した時の流れを紹介しているなど、写真を見せるために必要なこと、注意しなければいけないこともしっかりフォローしています。

巻末付録として、写真プリントに適したプリンターの紹介や、現行のプリント用紙の一覧も付属。染料インクと顔料インクへの適正や紙の厚さなども網羅的に整理されているため、フォトペーパー編とともに用紙選択の楽しさをひろげる内容となっています。