ニュース
APS-Cセンサーに対応するコンパクトな鏡筒「SHARPSTAR 50EDPH」
2024年3月18日 12:03
50EDPH
口径50mm、焦点距離275mm、EDレンズを2枚含む3群3枚構成のアポクロマート鏡筒。
別売の専用レデューサー「50EDPH用レデューサー」を取り付けることで、APS-Cサイズのセンサーに対応するフラットフィールドと、焦点距離230mm、口径比F4.6の明るさを得ることが可能。
また、質量が約1kgと軽量なため、エントリークラスの経緯台や赤道儀に搭載できる。
焦点距離は275mm。レデューサーを取り付けると230mmになり、1/1.2型のセンサーと組み合わせると直焦点で対角2.6°、レデューサー取り付け時で3.2°と広い視野が得られるようになる。
カメラだけでなく、アイピースでの観測にも使いやすいよう延長筒を2つ付属する。
カメラやアイピースの取り付けには、M48×0.75mmねじ込みもしくは、31.7mmの差し込みが使用可能。
減速装置付きのラックアンドピニオン式フォーカサーを装備。視野回転装置が組み込まれ、カメラを固定した場合でも、簡単に構図の変更が可能となっている。
ファインダー台座の取り付けにも対応し、ガイドスコープやファインダーの装着が可能。
鏡筒バンド一体型の幅44mmのドブテイルバーを装備。ドブテイルバーの底部には、1/4-20UNCとM6の取り付け穴を備え、三脚などに固定できる。
主な仕様
- 口径:50mm
- 焦点距離:275mm
- 口径比:F5.5
- 光学系:3群3枚
- 全長:約196mm(フード収納時)
- 質量:約1kg(バンド・プレート込)
- 予想市場価格:税込8万円前後