岡嶋和幸の「あとで買う」

1,568点目:小型軽量で使いやすい大口径超広角ズーム

タムロン「16-30mm F/2.8 Di III VXD G2」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

タムロン「16-30mm F/2.8 Di III VXD G2」

本日はタムロンの新しい超広角ズームレンズです。メーカーサイトの写真家レビューで、注目ポイント徹底解説を担当したのですでに使ったことがあるのですが、でもまだ購入していません。

ソニーEマウント用は7月末に発売になっていますが、ニコンZマウント用は8月22日発売なのでそれ待ちの状態? F2.8通しの大口径レンズながらコンパクトで、高級感がありしっかりした作りなのに、手に取ると見た目の印象とは違いとても軽くて驚きました。超広角ズームレンズは個人的にあまり出番はないのですが、これならバッグに常備しておいてもさほど負担にならないでしょう。

このレンズの魅力はほかにもたくさんあるのですが、詳しくは前述のサイトをご覧ください。販売価格はソニーEマウント用が12万5,050円前後で、ニコンZマウント用は12万8,685円前後と少し高め。ほんのちょっとだけ長くて重いから? そんなわけはないと思うのですが、ソニーのα7R VとニコンのZ9で使ってみて、どちらも相性が良いように感じました。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。