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DxO、ノイズ処理をさらに強化したRAW現像ソフト「DxO PhotoLab 6」
2022年10月11日 17:29
DxO Labs SASは、写真編集ソフト「DxO PhotoLab 6」を10月6日に発売した。Windows版とMac版を用意し、税込販売価格はエリート版(3台までインストール可)が2万3,900円、機能を限定したエッセンシャル版(2台までインストール可)が1万4,900円。1か月の無料体験版も用意している。
DxO PhotoLab 4、5ユーザー向けにアップグレード版も用意されており、エリート版が1万900円、エッセンシャル版が8,500円。
PhotoLabは、「Optics Pro」を受け継ぐ同社の旗艦製品。AIを活用したエンジン「DeepPRIME」でディテール向上とノイズ除去に優れるほか、U Pointテクノロジーによる部分調整の効率性、モヤや霧をコントロールできる「ClearView Plus」、フォトライブラリにおける高度な画像管理機能が特徴としている。
以下では、フル機能のエリート版に含まれる新要素を取り上げる。
DxO PhotoLab 6では、DeepPRIME XD (eXtreme Details) モードを搭載。先代のDxO PhotoLab 5から搭載されたDxO DeepPRIMEよりも強いノイズ除去と色の復元を可能としている。
また、広い色域を持つというDxOワイド色域での編集が可能となり、彩度の高い色でも表現可能としている。ソフト校正モードではプリンターのプロファイルなどもソフト上でプレビュー可能だという。
レタッチツールも機能が向上した。ブラシで範囲を選択し不要な被写体を消去したり、特定の被写体を複製することが可能という。そのほか、選択範囲のミラーリングや回転、スケーリングを活用することで、任意の範囲を微調整できるとしている。こうした修正をすべてPhotoLab内で完結できるため、作業のスピードアップが図れるという。
なお同社は、歪み修正ソフト「DxO ViewPoint 4」も同時に発売。税込価格はいずれも1万900円(アップグレード版は6,900円)。新ツールReShapeの搭載で、パース調整をより素早く行えるとしている。Photoshop、Lightroom Classic、Photoshop Elementsのプラグインとしても使用可能。