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デモザイク・ノイズ除去でRAWデータを“高品質化”する「SILKYPIX RAW Converter」。Windows用・7,700円

12月13日までキャンペーン価格で

株式会社市川ソフトラボラトリーは11月16日、RAWデータ変換ソフト「SILKYPIX RAW Converter」(Windows用/ダウンロード版)を発売した。希望小売価格は税込7,700円。12月13日まで、キャンペーン価格の税込5,500円で購入できる。対応OSはWindows 11/10/8.1 64bit版(Windows 10のタブレットモードには非対応)。

RAWデータを“高品質化”して、RAW(DNG)/TIFF/JPEG形式で出力できるソフト。デモザイク処理やノイズ除去など、同社の最新画像処理技術を活用してデータを変換・出力する。同社は、「画像編集ソフトでの調整作業も、高画質な画像からおこなうことが出来ます」としている。

ベイヤータイプのセンサー搭載機のほか、富士フイルムのX-Trans CMOSセンサーなど、計800機種以上に対応(2022年11月16日現在)。対応機種の一覧はWebサイトより確認できる。

デモザイク処理においては、同社RAW現像ソフトの最新版「SILKYPIX Developer Studio Pro11/11」に搭載された処理技術「クリアビュー」を適用できる(ベイヤータイプのセンサー搭載機で撮影したRAWデータ限定)。画像細部の解像感を向上できるとしている。

ノイズ除去技術にも、SILKYPIXシリーズで培った品質を踏襲。高感度撮影時などに発生する画像のザラザラ感や、赤や緑や青が入り混じった色ノイズをより自然に、シャープ感を損ねることなく仕上げるという。また、ISO感度やセンサーの種別から画像に合わせた適切な処理が適用されるため、ユーザーの調整の手間も省くことができるとしている。

SILKYPIXシリーズ独自の広色域な3Dカラーマッピングを採用。どの色相に対してもバランスの良い色再現を実現するという。また、異なるカメラで撮影された画像においても、被写体の色を正確かつ忠実に再現し、色味を統一できる同シリーズのカラーマッチング技術を備えた。

このほか、富士フイルムXシリーズの「フィルムシミュレーション」や、パナソニック製デジタルカメラの「フォトスタイル/カメラ色」にも対応する。

本誌:宮本義朗