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コシナ、今後発売予定のレンズ4本+マウントアダプターのスペックを公開

コシナは2月24日、「CP+2022」の会場イベントに参考出品を予定していた5製品について、Webサイトで詳細を明らかにした。

23日のCP+オンライン配信において、外観や概要を紹介していた製品。具体的なスペックが明らかになった。いずれも発売時期や価格は未定。

APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical(ニコンZ用)

35mmフルサイズ(ニコンFX)フォーマットに対応。フォクトレンダー史上最高性能を謳うアポランターシリーズを、ニコンZミラーレスに最適化した。

レンズ構成は8群10枚。絞り羽根は12枚(開放F2、F2.8、F16で円形)。最短撮影距離は0.45m。

最大径×全長は67.6×64.3mm。重量は347g。フィルター径は52mm。専用レンズフードが付属する。

電子接点を搭載し、Exif情報、対応ボディの3軸手ブレ補正、ピント合わせ補助に対応。「フォーカスポイント枠色変化によるピント合わせ」、「ピーキング機能によるピント合わせ」、「カメラボディ拡大ボタンによるピント合わせ」の3通りを用意している。

APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical(ニコンZ用)

35mmフルサイズ(ニコンFX)フォーマットに対応する準広角レンズ。フォクトレンダー史上最高性能を謳うアポランターシリーズに属する。光学系をニコンZに最適化した。

レンズ構成は9群11枚。絞り羽根は12枚(開放F2、F2.8、F5.6、F16で円形絞り)。最短撮影距離は0.35m。

最大径×全長は67.6×70.4mm。重量は360g。フィルター径は52mm。専用レンズフードが付属する。

APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalと同様に、カメラ側の手ブレ補正機構やピント合わせ補助機能を利用できる。

NOKTON D23mm F1.2 Aspherical(ニコンZ用)

3月に発売するAPS-C用レンズ「NOKTON D35mm F1.2」と同様に、ニコンZマウント機と連動する機能を持つAPS-C用レンズ。

レンズ構成は6群10枚。絞り羽根は12枚。最短撮影距離は0.18m。

最大径×全長は65.8×45.2mm。重量は240g。フィルター径は46mm。専用レンズフードが付属する。

電子接点を搭載し、Exif情報、対応ボディの3軸手ブレ補正、ピント合わせ補助に対応。「フォーカスポイント枠色変化によるピント合わせ」、「ピーキング機能によるピント合わせ」、「カメラボディ拡大ボタンによるピント合わせ」の3通りを用意している。

NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount(富士フイルムX用)

フォクトレンダーの富士フイルムXマウント用レンズとして2本目。先のNOKTON D23mm F1.2 Asphericalと共通の光学系を採用しながら、富士フイルムXマウント用に最適化している。

最大径×全長は59.3×43.8mm。重量は214g。専用レンズフードが付属する。

電子接点を搭載し、Exif情報、対応ボディでの手ブレ補正、ファインダーのパララックス補正(X-Pro3)などに対応する。

VM-E Close Focus Adapter II(ソニーEマウント用アダプター)

フォクトレンダーVM、カールツァイスZMレンズをソニーEマウント機に装着するためのアダプター。レンズ本体の撮影距離からさらに近づいて撮影できるよう、近接用ヘリコイドが備わっている。

従来のVM-E Close Focus Adapterに対し、ヘリコイド繰り出し幅を4.3mmに拡大、ローレットパターンの変更、内部構造・材質の見直しによる約50gの軽量化を行っている。

同様のアップデートが行われた製品として、富士フイルムXマウント機用の「VM-X Close Focus Adapter II」が発表済み。

本誌:鈴木誠