ニュース

コシナ、APS-C用Zマウント第2弾「NOKTON D23mm F1.2 Aspherical」。10.4万円

35mm判換算35mm相当 “オールドニッコール風”を継承

コシナは、フォクトレンダーの「NOKTON D23mm F1.2 Aspherical」を5月に発売する。希望小売価格は税込10万4,500円。

ニコンZマウントのDXフォーマット(APS-C)に対応し、35mm判換算35mm相当の画角が得られるMF交換レンズ。富士フイルムXマウント用として先に発表された「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount」の光学系をベースに、ニコンZマウントカメラに最適化している。

外観のスタイリングとサイズ感は発売済みの「NOKTON D35mm F1.2」と同様。球面レンズのみで構成する35mmに比べ、23mmは非球面レンズや異常部分分散ガラスを使用するなど、絞り開放からシャープに写る現代的な描写に仕上げているという。

電子接点を介したカメラとの通信にも対応。対応ボディ(要最新FW)では、フォーカスポイント枠色変化やExifデータの書き込み、ボディ内手ブレ補正機構との連動などを利用できる。なお、FX機でDXクロップを行う際は手動で設定する必要があるという。

レンズ構成は6群10枚(両面非球面1枚、異常部分分散2枚)。最短撮影距離は0.18m。絞り羽根は12枚。最小絞りはF16。

最大径×全長は65.8×45.2mm。重量は240g。ねじ込み式の専用レンズフードが付属する。

本誌:鈴木誠