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フォクトレンダー、富士フイルムX用の35mm相当「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical」。9.9万円
2022年3月15日 15:16
コシナは、フォクトレンダーの交換レンズ「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount」を7月に発売する。希望小売価格は税込9万9,000円。
※4月15日追記:当初は4月発売とアナウンスされていましたが、7月に発売延期となりました。
35mm判換算35mm相当の画角となるMF単焦点レンズ。フォクトレンダーのXマウント用レンズとしては2本目。富士フイルムの情報開示により、電子接点を通じてボディとの信頼性の高い通信を実現し、対応カメラでのExif記録、フォーカスチェック、撮影距離連動表示、ボディ内手ブレ補正、パララックス補正に対応するという。
レンズ構成は6群10枚(両面非球面1枚、異常部分分散ガラス2枚を含む)。最短撮影距離は18cm。絞り羽根は12枚。絞りクリックは1/3段。
先に登場した「NOKTON 35mm F1.2 X-mount」は、35mm判換算53mm相当の標準レンズとして絞り開放で柔らかい描写となる設計だったが、本レンズは35mm判換算35mm相当の準広角レンズとして、絞り開放での解像性能を高めたことで“線が細い”描写を得られるという。
最大径×全長は59.3×43.8mm。重量は214g。フィルター径は46mm。専用のねじ込み式フードが付属する。
なお同社は、本レンズの光学系を継承したニコンXマウント用の“NOKTON D23mm F1.2 Aspherical”もCP+2022に参考出品していた。