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距離計連動のVMマウント版「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical VM」。3月発売・税別12万円
"フォクトレンダー史上最高性能の準広角レンズ"
2021年2月15日 15:17
株式会社コシナは、フォクトレンダーブランドのVMマウント交換レンズ「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical VM」を3月に発売する。希望小売価格は税別12万円。
フォクトレンダーのレンズの中で特に高性能な製品に与えられた「APO-LANTHAR」(アポランター)の名を受け継ぐ製品。光の3原色を構成するRGBの軸上色収差を抑えたアポクロマート設計に由来する名前で、高解像度化したイメージセンサーに求められる高度な色収差抑制をテーマに設計。1月に発売した「APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM」と同様に、究極性能とコンパクトさの両立を目指したという。
同社では慣れ親しんだ"35mm F2"というレンズの価値観を一変させる性能を持つとし、"フォクトレンダー史上最高性能の準広角レンズ"とアピールしている。なお、本レンズもAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VMに引き続き、マウントアダプター経由では本来の光学性能を発揮できないと告知。ソニーEマウント機に最適化した「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical E-mount」も4月に発売する。
レンズ構成は9群11枚。両面非球面レンズ2枚、異常部分分散ガラス5枚を含む。最短撮影距離は0.5m。距離計連動は0.7mまで。フローティング機構も備える。
絞り羽根は12枚。F2、F2.8、F5.6、F16で円形になり、玉ボケを活かした作画が可能だという。
最大径×全長は55.6×58.1mm。重量は304g。フィルター径は49mm。対応レンズフードは別売のLH-13(税別1万円)。