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EIZOより続報 M1搭載Macと外部モニター接続の互換性問題が解消の方向に
2021年3月26日 06:00
EIZO株式会社は3月25日、M1搭載Macと外部モニター接続に関連する表示互換性の問題に関して、同社Webページを通じて続報を発表した。
この問題は、M1を搭載するMacに外部モニターを接続した際に、モニター本来の発色や階調表現が得られなくなるというもので、USB Type-C接続やDisplayPort変換接続、HDMI接続いずれの接続方法を用いても回避できないことが報じられていた。
原因は、M1を搭載するMacの映像信号出力に用いられているYUV出力がリミテッドレンジとなっていることから、フルレンジに変換する際に問題が発生するため。
更新内容によると、バージョン11.2以降のmacOS Big Sur環境で、一部の条件を満たすモニターにおいて問題の解消が認められたという。
条件を満たすモニターは、音声の入出力を持たないモニター(EIZO製品ではColorEdgeシリーズ)だとしており、これをUSB Type-CまたはDisplayPortで接続した場合に限り、色域やガンマ値の不一致が解消されるという。
同社では自社以外のモニターに関しても言及しており、音声の入出力に対応するモニターでも、HDMI入力を持たない製品であれば、問題を解消できる可能性があるとしている。
ただし、HDMI接続で外部モニター環境を構築する場合は、バージョン11.2以降のmacOS Big Surであっても、依然として問題の発生が認められると説明。同社ColorEdge製品を例に、これまでと同様の回避策を提案している。
「YUV」表記の無い設定値を選ぶ
「Video」モードから「PC」モードに変更する
「Apple M1チップ搭載MacとEIZOモニターの互換性」(EIZO・Webページより抜粋)
このほか、同社製モニターにおける接続互換性に関する表も公開。ColorEdgeシリーズのうち、CG279X、CS2740、CS2731をUSB Type-C→USB Type-C接続でM1を搭載するMacBook Proと接続した際に互換性が確認できているという。
また同シリーズのCG2420-Zでは、あえてHDMI接続による互換性の確認が行われている(USB Type-C入力端子は備えていないが、DisplayPort入力端子は搭載)。条件はアップル純正の「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」を介しての接続。この場合に互換性が確認できているという。