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7月のデジカメ出荷が発表 2桁台の落ち込み続く

国内フルサイズ用交換レンズは好調

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は9月2日、2019年7月のデジタルスチルカメラおよび交換レンズ出荷統計を発表した。

(カッコ内の数値は前年同月比)

デジタルスチルカメラ

総出荷台数:116万5,401台(77.9%)
総出荷金額:438億3,359万7,000円(80.9%)

台数は2017年10月、金額は2018年5月より減少が続いている。その中でも当月は、日本以外のアジア向けで落ち込みが目立った。

総出荷における日本向けのシェアは、台数22万983台(88.9%)、金額は64億8,677万3,000円(91.3%)。

一眼レフ:ミラーレス比率は、台数57:43、金額41:59となった。前月6月と傾向は大きく変わらず、台数で一眼レフ、金額でミラーレスが上回る状況が続いている。

出典:一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)

交換レンズ

総出荷個数:109万6,143台(73.4%)
総出荷金額:289億3,941万3,000円(88.5%)

こちらも前月に続き、個数・金額ともに落ち込みを見せている。

そのうち日本向けは台数15万432本(85.5%)、金額は4億300万9,000円(97.9%)。ただし35mm以上のフォーマット用(35mmフルサイズ以上のレンズ)が好調で、台数113.9%、金額123.6%となった。

出典:一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)

本誌:折本幸治