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9月のデジタルカメラ出荷は金額微減・台数2割減

ミラーレス台数シェアは4割

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は11月1日、2018年9月のデジタルスチルカメラおよび交換レンズ出荷統計を発表した。

(カッコ内数値は前年同月比)

デジタルスチルカメラ

総出荷台数:173万2,128台(75.3%)
総出荷金額:671億5,631万3,000円(95.3%)

24.3%の台数減に対し、金額は4.7%減に踏みとどまった。

総出荷のうち日本向けは、台数21万6,866台(87.2%)、金額80億1,537万5,00円(87.1%)。

ノンレフレックス(ミラーレス)は台数37万1,370台(102.4%)、金額274億2,825万7,000円(152.4%)。

ノンレフレックスがレンズ交換式全体に占める割合は、台数40%、金額53%。10月以降はニコンおよびキヤノンがフルサイズミラーレスカメラ市場に本格参入することから、一眼レフカメラとの比率に注目したい。

出典:一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)

交換レンズ

総出荷個数:152万8,924個(85.4%)
総出荷金額:360億1,351万7,000円(96.3%)

こちらも前年同月より個数の減少が顕著。特に日本向けは個数32.9%減と大きな落ち込みを示している。日本向け以外は2.3%減。

日本向けは15万4,805個(67.1%)、43億9,459万1,000円(87.4%)。

本誌:折本幸治