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生誕100周年を迎えるPENTAX ファンミーティング開催を告知

CP+に「KPカスタム(仮称)」「HD PENTAX-D FA★85mmF1.4(仮称)」を参考出品

旭光学工業は2008年3月にHOYA株式会社と合併、その事業はペンタックス・イメージングシステム事業部に継承された。2011年に同事業のカメラと双眼鏡部門を株式会社リコーが取得、PENTAX銘を継承している。

リコーイメージング株式会社は2月26日、PENTAXブランドが前身である旭光学工業合資会社(1919年、東京・大塚で創業)時代から起算して2019年11月27日に生誕100周年を迎えると発表した。

同社は100周年の節目にあたり、2019年から2020年にかけて、ファンミーティングの開催や記念グッズの制作を国内外で実施するとしている。また、国内では全国各地での無料カメラ診断ツアーの実施も予定しているという。「PENTAX 100YEARS OF HISTORY」の名称でロゴもつくられており、同社によれば今後ファンとのコミュニケーションロゴとして使用していく、としている。

発表日現時点での詳細は不明となっているが、決定しだい随時Webサイト上で告知するとアナウンンスしている。

2月28日よりパシフィコ横浜で開催が予定されているCP+2019の展示内容に関しても追加発表が行われた。

CP+2019では、APS-Cセンサー搭載の一眼レフカメラPENTAX KPの特別仕様モデル「PENTAX KPカスタム(仮称)」と「HD PENTAX-D FA★85mmF1.4(仮称)」の出品を予定しているという。

PENTAX KPは、APS-CサイズのCMOSイメージセンサーを搭載した一眼レフカメラ。センサーの有効画素数は約2,432万で、光学ローパスフィルターを廃している。画像処理エンジンはPENTAX K-1と同じ「PRIME IV」を採用しており、ファインダーの視野率は約100%(倍率は0.95倍)。ブラックとシルバーのモデルをラインアップしている。

この特別仕様モデルでは、マウント部に特殊コーティングが施されているほか、グリップ部に木材を使用、トップカバーもオリジナル仕様となっているという。

PENTAX KPカスタム(仮称)
HD PENTAX-D FA★85mmF1.4(仮称)

本誌:宮澤孝周