イベントレポート

【CP+2019】3月15日発売の「RICOH GR III」が大人気

360度カメラ「THETA Z1」の実機も早速登場

RICOH GR III。初回出荷6,000台に同梱される「オリジナルBLUEリングキャップ」を付けたところ。

CP+2019のリコーイメージングブースより、リコーブランドの製品についてお届けする。

一番の注目は、3月15日の発売が決定したAPS-Cコンパクト「GR III」。体験コーナーには、昼過ぎまで順番待ちの長い列ができていた。今回のCP+において、開幕直後に最も長い順番待ちの列ができていた製品ではないかと言われている。

タッチ&トライコーナー。
タッチ&トライは1人5分までとしている。

体験可能な製品は、GR III本体、初回6,000台限定で同梱される青いリングキャップ、別売アクセサリーのワイドコンバーター+アダプターと、別売で用意されるホットシューカバー&リングキャップ。質感が命のドレスアップアイテムにとって、実物の質感を購入前に確認できるのは嬉しい。

また、開幕直前の2月25日に発表され、3月下旬の発売を予告している360度カメラ「RICOH THETA Z1」の実機も早速展示されていた。手に取って試すことができる。従来モデルとのサイズ感の違いや、画質向上の度合いなど、じっくり試せるだろう。

RICOH THETA Z1

リコーブランドのカメラとしては、タフネスコンパクト「RICOH WG-6」、産業用デジタルカメラ「RICOH G900」もチェックしておきたい。

手前がWG-6、奥がG900。

どちらも水深20m防水、耐落下衝撃2.1m、100kgf耐荷重、-10度の耐寒といったタフネス性能を有する。ペンタックスブランド発祥のWG-6は鮮やかなオレンジもしくは黒ずくめのカラーリングがスタイリッシュだ。一方G900はリコーの現場仕様デジカメの系譜に連なるモデルであり、本体を丸ごと消毒可能な耐薬品仕様というスペックは、業務上の必要がなくても心に訴えてくるものがある。この2機種のボディは一見共通のようで、グリップ形状などが微妙に異なる。

LED補助光を点灯したところ。上下左右のみを発光させることもできる。
発光させる部分を選ぶ画面。

本誌:鈴木誠