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パナソニック、Lマウント交換レンズ3本を国内発表
LUMIX S1R/S1と同日発売
2019年2月14日 13:16
パナソニックは、35mm判フルサイズ機「LUMIX S」などのLマウントミラーレスカメラに対応する交換レンズ3本を3月23日に発売する。
LUMIX S1R/S1とともに2月1日に海外で先行発表された製品群。今回、日本国内での発売に関する情報が明らかになった。
「LUMIX S PRO」のレンズは、ライカカメラ社との協業による「Certified by LEICA」という扱い。Lマウントにはライカカメラ社の製品も共存するため、パナソニック製のLマウントレンズには"LEICA"や"SUMMILUX"といったライカレンズを想起させる名称を付けずに差別化する。
なお、2月7日にはライカカメラ社のLマウントカメラ「ライカSL」に最新ファームウェアが提供され、通信基準の拡張などによりパートナー社製のLマウントレンズとの互換性が高められている。
今回発売される3本は、いずれも鏡筒が防塵防滴・耐低温仕様。フィルター径は全て77mmとなっている。
LUMIX S PRO 50mm F1.4(S-X50)
高解像に加え、立体感と美しいボケ味を特徴とする標準レンズ。ピントリングを手前に引くと距離指標が現れてMFに移行する「フォーカスクラッチ機構」を備える。希望小売価格は税別28万5,000円。
レンズ構成は11群13枚(非球面2枚、ED3枚)。最短撮影距離は0.44m。
絞り羽根は11枚(円形絞り)。最小絞りはF16。
最大撮影倍率は0.15倍。フィルター径は77mm。
最大径×全長は90×約130mm。重量は約955g(フード、前後キャップを除く)。
LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.(S-R70200)
ライカカメラ社認定の「LUMIX S PRO」に属する望遠ズームレンズ。上の50mm F1.4と同様、フォーカスクラッチ機構を備える。ボディ内手ブレ補正との協調により最大でシャッタースピード6段分の補正効果を得られる「Dual I.S.2」に対応する。希望小売価格は税別21万円。
レンズ構成は17群23枚(非球面1枚、UED1枚、ED3枚、UHR1枚)。最短撮影距離は0.92m。
絞り羽根は9枚(円形絞り)。最小絞りはF22。
最大撮影倍率は0.25倍。フィルター径は77mm。
最大径×全長は84.4×約179mm。重量は約985g(フード、前後キャップ、三脚座を除く)。