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東京都主催の「暑さ対策グッズコンテスト」グランプリが決定

日陰ルート案内や電源不要の冷却ベストなど

東京都が5月に開催した「東京都暑さ対策グッズコンテスト」の受賞グッズが決定した。5月29日(金)に報道機関向けの受賞イベントを開催し、受賞製品に選ばれた12製品が発表された。

東京都暑さ対策グッズコンテストは、事業者を対象に暑さ対策グッズを募集し、「日陰づくり部門」「水分・塩分補給部門」「体温冷却・調節部門」「測定・見守り部門」のそれぞれで受賞グッズを選定するコンテスト。開催は今回が初。「働く環境」「暮らす環境」「装う環境」の3つをキーワードに、暑さに適応したライフスタイルへの転換を推進する目的で開催した。

応募企業の商品は5月1日(金)~5月10日(日)の期間に東京アプリなどの利用者から投票を受け付け、専門家による審査を経て選定された12製品が各部門のグランプリにノミネートされた。企業からの応募総数は113点。投票数は3万票を超えたとしている。

ノミネートされた製品は下記の通り。

日陰づくり部門

  • 株式会社ナビタイムジャパン「ALKOO by NAVITIMEの日陰ルート機能」
  • 株式会社谷沢製作所「遮熱ヘルメット」
  • サンコー株式会社「ハンズフリー背負える日傘」
ALKOO by NAVITIMEの日陰ルート機能
遮熱ヘルメット
ハンズフリー背負える日傘

日陰づくり部門のグランプリは、株式会社ナビタイムジャパンの「ALKOO by NAVITIMEの日陰ルート機能」。ビルの日陰などを可視化して地図上に表示する。季節や時間帯に応じた陽の向きを加味して日陰率の高いルートを提案できる点が特徴。日なたと日陰では体感温度が7℃違うため、できるだけ日陰の多いルートを選ぶことが暑さ対策になるとしている。

水分・塩分補給部門

  • 株式会社キングジム「災害暑さ対策セット」
  • クラシエ株式会社「スカイウォーター」
  • 株式会社モンベル「トレールウォーターパック 1.5L」
災害暑さ対策セット
スカイウォーター
トレールウォーターパック 1.5L

水分・塩分補給部門のグランプリは、株式会社キングジムの「災害暑さ対策セット」。内容は瞬間冷却パック、使い捨てフェイスタオル、経口補水液OS-1パウダー、水500mlのセットで、一般家庭だけでなく事業所や避難所向けの備蓄品として訴求している。ケースを解体すると、仕切りの部分をうちわとして使うこともできる。

体温冷却・調節部門

  • 株式会社ゼネラル「ウェアコン」
  • 株式会社空調服「空調服サイフォンクールベスト」
  • 大塚製薬株式会社「ポカリスエット アイススラリー」
ウェアコン
空調服サイフォンクールベスト
ポカリスエット アイススラリー

体温冷却・調節部門のグランプリは、株式会社空調服の「空調服サイフォンクールベスト」。胸元のボトルから水を供給し、内部に浸透させる。サイフォンの原理を用いてベスト内に水分を行き渡らせるため、電源は不要。ファン付きベストなどの空調服と併用することで気化熱冷却を促進できる。

測定・見守り部門

  • プラス株式会社「温湿度LEDアラーム」
  • Biodata Bank株式会社「熱中対策ウォッチ カナリアPlus 2026年モデル」
  • BROWN研究所「ReReCo」
温湿度LEDアラーム
熱中対策ウォッチ カナリアPlus 2026年モデル
ReReCo

測定・見守り部門のグランプリは、プラス株式会社の「温湿度LEDアラーム」。室内の暑さ指数を4段階の色で知らせる温湿度計。暑さや喉の渇きを感じにくい高齢者に向けて、エアコンの使用や水分補給の目安を視覚的に伝えることができる。全方向から視認できるピラミッド型の形状や、電源を入れるだけの簡単操作もポイント。

小池百合子知事「賢くエネルギーを使って快適に暮らす工夫が必要」

授賞式では小池百合子東京都知事が登壇し、12社それぞれの担当者にトロフィーを手渡した。小池都知事は本コンテストのグランプリ発表に先駆けて述べたあいさつの中で、エネルギー情勢の厳しさについて言及した。夏季の電力需給は依然として不透明であり、賢くエネルギーを使って快適に暮らす工夫が必要だと前置きしたうえで、都民に対して暑さ対策に役立つ様々な知恵を凝らした商品を周知し、活用してもらい、涼しさを実感してもらいたいとコンテストの開催意図を説明した。

小池百合子東京都知事
小池都知事とゲストのキンタロー。さんが受賞グッズに触れて語り合うトークセッションも実施した
関根慎一