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パナソニック、Lマウントレンズの最新ロードマップを公開

「東京2020」にLUMIXのプロサポート拠点を設置

LUMIX S1R/S1

パナソニックは2月1日、海外での「LUMIX S」発表に合わせてレンズロードマップなどの新情報を公開した。発表イベントの模様はグローバルWebサイトで見られる。

なお、LUMIX Sシリーズは海外で3月末から順次発売すると発表済み。日本国内での発売時期や価格は明らかになっておらず、今回も新情報はない。

レンズロードマップが公開

第1弾となる「LUMIX S PRO 50mm F1.4」、「LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.」、「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.」の3本がLUMIX S1R/S1と同時発売。なお、名称にPROとつくレンズは、ライカカメラ社との協業による「Certified by LEICA」という扱い。

海外イベントで示されたロードマップによると、2019年に「24-70mm F2.8」、「70-200mm F2.8」、「16-35mm F4」、1.4倍テレコンバーター、2倍テレコンバーターが発売予定のほか、2020年には超望遠レンズ1本、単焦点レンズ2本、マクロレンズ1本が予定されている。

2020年末までに10本以上を用意するとの発表は、フォトキナ2018から変わりがない。

また、同じLマウントアライアンスに属するライカとシグマを含めると、2020年の終わりまでに42種類のネイティブなLマウントレンズが登場するという。

ライカのLマウントレンズロードマップ。特にワイド系の単焦点レンズが充実していく模様。(フォトキナ2018にて撮影)
シグマは既存レンズ14本のLマウント化からスタート。マウントアダプターも予定している。(フォトキナ2018にて撮影)

サードパーティとの「LUMIXエコシステム」を推進

LUMIX Sシリーズ向けの製品を開発するサードパーティとのエコシステム(直訳:生態系)を推進していくと発表。動画機材、照明機材、ドローン、水中機材、撮影用品のブランドなど、12のロゴが並んでいた。

東京2020にプロサービス拠点を設置

LUMIXのプロサービスを日米に続きヨーロッパでも開始。2020年に東京で開催される「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」(東京2020)には、LUMIXプロサービスで初となるサポート窓口を設置する。メインプレスセンター内での修理や代替機材の貸し出しを通じて、LUMIXプロユーザーのフォトグラファー/ビデオグラファーをサポートするという。

本誌:鈴木誠