岡嶋和幸の「あとで買う」

1,621点目:野生動物に人の存在を知らせるエアホーン

SABRE「フロンティアーズマン ベアホーン 130dB」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

SABRE「フロンティアーズマン ベアホーン 130dB」

1,199点目や1,498点目で熊撃退スプレーを紹介しましたが、本日は熊避けアイテムです。

愛読している漫画雑誌『ビッグコミックオリジナル』最新号の吉田戦車さんの『親GoGoGo』で、Amazonの「あとで買う」にずっと入れっぱなしになっている「熊よけホーン」が登場したのですが、千葉には熊が居ないと言われているのですっかり忘れていました。

自分の存在を知らせるためにモンベルのトレッキングベルをいつもバックパックに吊り下げているのですが、もっと効果的な方法で遭遇しないようにしたいと思っています。

ゴルフトーナメントで、プレーの中断や再開の合図で鳴らされるエアホーンがあるのですが、それよりもう少しコンパクトにしたような手のひらサイズの製品がこちらです。熊や猪などの野生動物に自分の存在を知らせるほか、遭難時の警笛としても使えます。

輸入販売元のモンベルのサイトで紹介されていた「SABRE」(セイバー)という護身スプレーブランドの製品で、熊よけホーンの110デシベルに対し、こちらは130デシベルとより大音量です。1/4秒間の発報で約60回、1/2秒間の発報で約25回使用できます。販売価格は3,400円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。