読者が選ぶ「デジカメ Watch アワード 2016」
結果発表!一眼レフカメラ部門
ハイエンド機が人気を集める
2016年12月28日 15:49
デジカメ Watchにおいて年末恒例となっている「読者が選ぶ デジカメ Watch アワード」。昨日公開したミラーレスカメラ部門に続いて、本日は一眼レフ部門の投票結果を発表します。
本アワードは、今年発表されたデジタルカメラから、デジカメ Watch読者が好きな機種を5つ選んで投票し、その年の人気モデルを決定する企画です。
読者が選ぶ「デジカメ Watch アワード 2016」一眼レフカメラ部門
集計期間:2016年12月21日~12月28日
総投票数:2,652
方法:専用Webページの応募フォームより、5機種まで選んで投票
一眼レフカメラ部門では、3メーカーから計10機種がノミネート。機種数は前年から変わりありませんが、ミドルクラスの機種が多かった昨年と比べると、今年は各メーカーのハイエンド機が揃い踏みした点が異なります。
1位:K-1(ペンタックス)1,376票
1位を獲得したのはペンタックス初の35mm判フルサイズセンサー搭載機「K-1」でした。
フルサイズ対応のFAレンズやD FAレンズを表示通りの焦点距離で使えるようになった初めてのペンタックス純正デジタル一眼レフカメラであり、フィルムカメラ時代のオールドレンズが、長い時を経て、再びフルスペックで使えるようになったという点で、他メーカー製デジタルカメラのセンサーフォーマットが大きくなった以上の意味があります。そうした意味でも、まさに満を持して世に出た、ペンタックスファン待望のモデルといえるでしょう。
PENTAX初の35mmフルサイズデジタル一眼レフ「K-1」
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2位:D500(ニコン)1,051票
長らくD4桁モデルが上位モデルをつとめていたAPS-CサイズのDXフォーマットにおいて、久々に最上位モデルとして位置付けられたD3桁機。かつてDXフォーマットのフラッグシップとして高い支持を得ていた「D300」の後継機「D300S」は2011年にディスコンになっているので、DXフォーマットのラインナップにおよそ5年ぶりに復帰した金属ボディのフラッグシップとなります。
35mmフルサイズの最上位「D5」と同時期に発表され、機能面でも共通点が多く、D3に対するD300に近い関係性を持っています。D5同様、記録メディアとしてXQDを採用。
ニコン、DXフォーマット最上位モデル「D500」
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3位:D5(ニコン)669票
35mmフルサイズセンサーを搭載したプロ向けフラッグシップモデル。「D4」から数えて約4年ぶりにフルモデルチェンジした製品です。
有効画素数はD4Sの1,623万から2,082万に向上し、4K動画記録にも対応。連続撮影コマ数はミラーアップ時に最大約14コマ/秒に達します。メディアスロットをXQDとCFのどちらかにまるごと交換できるサービスを実施している点もユニークです。
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4位:EOS 5D Mark IV(キヤノン)620票
2012年に発売した「EOS 5D Mark III」の後継機。2015年の「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」と合わせ、現行のラインナップ上で「5D」の名を冠する3機種目の製品となります。"手の届くフルサイズ機"と呼ぶにはやや厳しい価格設定ながら、DPP上でRAWファイルから解像感の補正やボケ位置のシフト、ゴーストの低減が行なえる革新的な新機能を備えたことでも話題になりました。
キヤノン、約3,040万画素になった定番フルサイズ機「EOS 5D Mark IV」
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5位:EOS-1D X Mark II(キヤノン)452票
35mmフルサイズセンサーを搭載したキヤノン製デジタル一眼レフカメラのフラッグシップ。「EOS-1D X」の後継機として、連続撮影コマ数の向上やAF、AE機能の向上、4K動画記録への対応、カメラ内レンズ補正機能の新搭載など、あらゆる面で性能の向上を図っています。
キヤノン、最高14コマ/秒連写の「EOS-1D X Mark II」
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