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PENTAX K-1

ついにベールを脱いだKマウントフルサイズ機

リコーイメージングが4月下旬に発売する「PENTAX K-1」の外観写真をお届けする。店頭予想価格は税込27万円台後半の見込み。

PENTAX K-1は、Kマウントを採用するレンズ交換式デジタルカメラとして初めて35mm判フルサイズ相当のイメージセンサーを搭載したモデル。2015年2月に開発発表された。

イメージセンサーをこれまでのAPS-Cサイズから2倍以上の面積の35mm判相当としながらも、センサーシフト式の手ブレ補正機構「SR II」や、それを応用した「アストロトレーサー」、「構図微調整」、「ローパスセレクター」、「リアル・レゾリューション・システム」など、ペンタックスKシリーズの特徴的な撮影機能を継承している。

外観上の特徴には、新しく採用する「フレキシブルチルト式」の液晶モニターがある。4本のステーでモニターを支持する構造で、上下約44度、左右約35度に動かせる。上90度に起こしてウエストレベル撮影も行える。

新機能のスマートファンクションは、機能ダイヤルと設定ダイヤルの2つから構成。機能ダイヤルで露出補正、ISO、連写速度、ブラケット幅、HDR撮影タイプ、グリッド、手ブレ補正、クロップ、Wi-Fiオン/オフの項目を選ぶと、設定ダイヤルでパラメータを直接操作できる。

カメラ上部の右手側に、スマートファンクションの機能ダイヤルと設定ダイヤルが備わる

また、モニター背面や、SDカードスロット内、レンズマウント付近、レリーズソケット内にLEDライトを装備。背面ボタン部分を照らすなど、暗所での撮影を助ける仕組みを搭載した。ボディは防塵防滴構造。-10度の耐寒動作保証も実現。GPS/電子コンパス/Wi-Fi機能も内蔵している。

照明設定
GPS/電子コンパス

画面

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電子コンパス
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本誌:鈴木誠