新製品レビュー
ソニーα6400の「リアルタイム瞳AF」でラクラク自分撮り
瞳AF+連写を活用 ペットと一緒に撮りたいときもオススメ!
2019年3月27日 07:34
一眼レフに比べて小型軽量ながら、一眼レフと同じように綺麗な写真が撮れることから人気が高まっているミラーレスカメラ。その中でも注目されている機能のひとつに「瞳AF」があります。
瞳AFとは、顔認識の技術を使って人物の瞳を追いかけながらピントを合わせてくれる機能です。今回は、進化した高速・高精度を特徴とする「リアルタイム瞳AF」を搭載するソニーα6400を試してみました。最新世代の瞳AFとソニーαの売りである高速連写を使って、軽快な自分撮りを楽しんでみようというのが今回のテーマです。
レンズは、パワーズームレンズキットとダブルズームキットに付属する「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」をメインに使いました。軽くて小さなレンズのため、女性の私でも片手でカメラを持つのが楽でした。
最新世代の瞳AFと180度反転モニターを装備
α6400は最新世代のリアルタイム瞳AFと共に、自分撮り用に液晶モニターが180度反転してこちらを向く機能も装備されました。ピントを合わせたい被写体に直接タッチしてピントを合わせたりシャッターを切ったりもできるので、わかりやすい操作です。
まずは初期設定の「自分撮りセルフタイマー」を使ってみます。初期設定のα6400では、液晶モニターを起こすと「自分撮りセルフタイマー」がオンになります。シャッターボタンを押し込んでから3秒のカウントダウンがあって、1枚だけ撮影されます。
この「自分撮りセルフタイマー」は、片手にカメラを持って自分撮りする場合に、シャッターボタンを押してからレンズに視線を向けて、自然な表情を作るまでの時間が確保できます。
※屋内カットは一部ストロボ使用。
瞳AF+高速連写でベストな1枚を選ぼう
気ままに動くペットと一緒に思い通りの自分撮りをするのは、なかなか大変です。そこでお勧めしたいのが、瞳AFと高速連写でたくさんのカットを撮ってからベストな1枚を選ぶ方法です。これでペットと一緒に自分が動いてしまっても、瞳AF機能がついてきてくれます。
続いて、本体のボタン操作でセルフタイマーをオフ、連写はゆっくりの「Lo」に設定。片手にカメラを持って、液晶モニターを見ながら撮ってみました。薄型のレンズを取り付けたカメラは軽いので、画面に集中してたくさん撮れます。
そして出来上がった写真はこんな感じです。
ピーちゃん(犬)がちょっと上の空だけど、そんな表情も可愛い。
縦写真のベストショットはコレ!
ズームをワイド側にして、少し広めの感じも撮りました。
簡単起動になった瞳AF
これまでのαで瞳AFを使う場合は、シャッターボタンのほかに瞳AFを起動するためのボタンを押す必要がありました。しかし新しいα6400では、普通の撮影のようにシャッターボタンを半押しすれば瞳AFも起動するようになりました。
瞳AFがロックオンした状態で、そのままシャッターボタンの半押しを続ければ、動きのあるポートレート撮影で被写体が動いても、そのまま瞳を追い続けてくれます。
まとめ:小型軽量だから片手で楽々自分撮り!
今回α6400を試してみて気に入ったところは、小型軽量ボディに最先端機能がギュッと詰め込まれていて、しかも説明書を読むのが苦手な私でも、面倒な設定をせずに簡単・確実にピントが合った綺麗な自分撮り写真を撮れたことです。
「瞳AF」「180度反転モニター」「高速連写」の合わせ技は、とにかく連写しておいてベストショットを後からじっくり選べるので、機動力が高いです。きっと旅先でも活躍してくれると感じました!
自分撮りをする皆さんはもちろん、元気なペットと一緒に写りたい時や、運動会でお子さんを撮影するようなシーンにもおススメです。いざ写真をプリントしたらピントが外れていた!なんて経験はありませんか?ここで紹介したα6400の機能を活用すれば、皆さんもピンボケの心配なく撮影に集中できます。ぜひ、ベストショットを狙ってみてください!