コスプレ×ポートレート
様々なシチュエーションに対応できるキヤノン「RF24-70mm F2.8 L IS USM」/BOCCHI。雪野まゆきさん(後編)
2024年5月25日 09:00
アニメやゲームの世界に限らず、個々の世界観を表現するコスプレ。昨今では毎週全国どこかで何かしらのイベントが開かれてるほど人気だ。本連載ではコスプレ撮影に注目し、前編を「モデル(コスプレイヤー)の紹介」、後編を「撮影機材の解説」として掲載。コスプレとポートレート撮影の素敵な関係を掲載していきたい。(編集部)
この連載の後編では、撮影に使用した機材について解説したい。
<モデルプロフィール>
- 雪野まゆき/Yukino Mayuki
- T157 B80 W56 H88
- 趣味:焼⾁を⾷べることポケモン全般、YouTube、アニメ、映画鑑賞
- 特技:アンパンマンの声真似変顔
- X :@_Mayuki_Yukino
- Instagram:mayuki.yukino
- TikTok:@_mayuki_yukino
今回は普段から愛用している「RF24-70mm F2.8 L IS USM」を紹介する。ズームレンズ特有の歪み感も少なく、全域でF2.8なので暗いシーンの撮影でも助かることが多い。
キヤノンには、似たようなの焦点域・明るさを持つレンズ「RF28-70mm F2 L USM」「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」などあるが、重量バランスなどを考え、今回のレンズをチョイスしている。
タレントやアイドルの取材や雑誌グラビア撮影などでは、会議室から外ロケ、白ホリ、ハウススタジオなど様々なシチュエーションで撮影することが多い。現場に行ったことがないケースも多くそういった場合、単焦点レンズだけでは撮影のバリエーションを増やす事が難しい。
前述した現場では時間が短い場合が多く、テザー撮影をすると、ズームレンズ1本で立ち回るほうが効率が良い。最近では、安価でコンセプトがはっきりしたハウススタジオが増えてきた一方で、狭い空間にできる限り要素を詰め込んだ場所も多く、自身の寄り引きだけでは解決できない問題も多い。
少し広めに現場の雰囲気も撮りたい、少し望遠気味で撮りたいなど適宜に画角感を変えながら撮影できるズームレンズは現場には必携の1本である。開放F値がF2.8なので、前ボケや後ろボケと言った被写体を強調させる撮影方法が使えるのもポイントの1つだ。
レンズ交換なども一瞬とはいえ、モデルに待ってもらう事にはなるので、現場の集中力やコミュニケーションを切らずに一気に撮り切れるのも重要。
ズームレンズはとても便利な一方で自分が動かなくなってしまわないようには留意している。画角によっては前後に動いたりを意識して撮影することでしっかり使いこなす事ができるだろう。
モデル:雪野まゆき様