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7月10日(月)〜7月14日(金)|α6700登場。クラシカルな最新レンズ、時代を反映したカメラマイクも
2023年7月15日 09:00
復刻じゃないけど復刻のようなクラシカルレンズ
ヘリアー40mmに続いて登場したこのレンズ。バルナックライカ時代のエルマー3.5cmかズマロン35mmか、というルックスがたまりません。それだけでなく、回転ヘリコイドながら繰り出してもネジ部分が露出しないなどの工夫を盛り込むのは、流石コシナですね。記事内で紹介してますが、商品解説動画の「その2」がマニアックで大変面白かったです。
Lマウントアライアンスに仲間が増えた
2015年にライカSLと共に登場したバヨネット式の「Lマウント」ですが、まだ年に1回ぐらいは「Lマウントなんて名前、紛らわしい」という意見を目にします。正論ベースで言うと、このバヨネットのLマウントは公式な名称で、いわゆるライカマウントを略した“Lマウント”は日本の通称、海外だと“LTM”(ライカねじマウント)という呼ばれ方が多いようです。正しさと伝わりやすさのバランスは私達の永遠のテーマです。上のレンズを見て思い出したわけではありません。
112mmのフィルター拡充
95mmや112mmといった大きなフィルター径に、ときどき遭遇します。フィルター径95mmで調べると、ペンタックス67用レンズがヒット。フォーマットが大きいので納得です。それを超える112mmですが、ニコンの「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」とキヤノンの「RF100-300mm F2.8 L IS USM」という、どちらも最新世代のレンズでした。
上位機らしさがアップしたAPS-C機
α7R Vで話題になった「AIプロセッシングユニット」を搭載したAPS-C機が登場しました。機能のみならず、グリップ部分に前ダイヤルが備わるなど、使い心地もフルサイズαに寄せてきた印象があります。これにより、純粋に自分にフィットするフォーマットを選びやすくなったのではないかと思います。
時代を反映するカメラマイク
α6700と同時に発表されたのが、この変わった形をしたマイクでした。コロナ禍以降、日本でもいよいよ動画ニーズが高まってきており、オンライン会議などを通じてマイク音質の大事さも広く知られた部分だと思います。収音モードがたくさんあり、撮影者が話す声(カメラ後方からの音)を収録するためのモードがあるというのは、いかにも今時っぽいですね。