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Lマウントアライアンスに新たな2社が加入…SAMYANG Opticsとアストロデザイン

Lマウントアライアンス公式ページ

Lマウントアライアンスの新メンバーとして、AstrodesignとSAMYANG Opticsの2社が加入した。7月14日付けでライカカメラ社がアナウンスしている。

Lマウントアライアンスは、主にミラーレスカメラにおける交換レンズの互換性についての戦略的協業。ライカが開発したLマウントをベースに2018年、ライカカメラ社、パナソニック株式会社、株式会社シグマの3社共同で立ち上げられた。

結成時のライカ、シグマ、パナソニック3社に加え、2021年にはErnst Leitz Wetzlar (エルンスト・ライツ・ウェッツラー)が、2022年にはDJI社が参画。今回2社が加わったことで、計7社によるアライアンスになった。

Lマウントは51.6mmのマウント径を採用し、35mmフルサイズのイメージセンサーをカバーするよう設計されている。

プロフェッショナル向けカメラシステム製品管理責任者を務めるライカのステファン・シュルツ氏はこうコメントしている。

アストロデザイン社の新規加入は、プロフェッショナル用途のニーズに応える高度な映像機器において定評があるイノベーターがメンバーに加わったことを意味します。これにより、『Lマウント』規格の汎用性はさらに高まることになるでしょう。『Lマウントアライアンス』としての製品の開発・展開に対する意欲の高さも感じていただけると思います。

ニュースリリース

SAMYANG Optics社もまた、短期間のうちに写真撮影と映像制作の両分野において素晴らしい製品を提供されている躍進著しいレンズメーカーであり、このたびの新規加入は大変喜ばしいことです。

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本誌:折本幸治