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キヤノン「EOS-1D X Mark III」の最新ファームウェアが公開。ウインタースポーツ向けの頭部検出性能向上など

EOS-1D X Mark III

キヤノンは12月2日、一眼レフカメラ「EOS-1D X Mark III」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はVersion 1.6.0。

11月16日に予告されていたアップデート。更新内容にはAFの頭部検出性能の向上や、FTP転送時の動作安定性改善などが盛り込まれている。

更新内容は以下のとおり(引用)。

EOS-1D X Mark III(Version 1.6.0)

1.ウインタースポーツでヘルメットやゴーグルなどを装着している人物に対する、頭部検出性能の向上を図りました。

2.FTP転送時にマルチコントローラーの中央押し操作で、画像を誤って転送してしまうことを防止するため、中央押し操作を廃止しました。

3.プロテクト/音声メモボタンに「レーティング機能」を割り当てた際に、長押しで「音声メモ」が記録可能になりました。

4.EOS UtilityやBrowser Remoteでのリモート撮影の際、カードを2枚入れたときの記録方法の設定、記録するカードの選択が可能となりました。

5.「接続オプション設定」-「FTP転送の設定」-「節電機能」の初期値を「使わない」に変更しました。

6.「FTPサーバー」-「パッシブモード」の初期値を「使う」に変更しました。

7.FTP転送時の動作安定性を改善しました。

8.Canon Logでの動画記録において、明るい被写体のエッジ部周辺にノイズが発生することがある現象を修正しました。

本誌:宮本義朗