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Fotodiox、MマウントレンズをニコンZシリーズボディでAF化できる電子マウントアダプター。4.4万円

機能割り当て対応のファンクションボタンも搭載

株式会社焦点工房は10月20日、Fotodioxの電子マウントアダプター「LM-NKZ-PRN」(ライカM→ニコンZ)を発売した。希望小売価格は4万4,000円(税込)。

ライカMマウントレンズをニコンZマウントボディに装着できるマウントアダプター。AF駆動用のモーターを搭載しており、MマウントレンズをAF動作させることができるようになる。

AF動作はレンズマウント側を前後させることで合焦させる仕組み。繰り出し量は約5mmとなっており、レンズ本来の最短撮影距離をさらに短くすることもできるとしている。

このほかアダプター側面にはカメラ側でL-Fnボタンに割り当てた機能を使用できるというファンクションボタンを搭載。また、同ボタンはAFまたはMFのフォーカスモード切り替えボタンとしても利用することが可能となっているという。

ファンクションボタン
ファームウェアアップデート用のMicroUSB端子も備える

アダプターの質量は約170g。なお重量が500gを超えるレンズの装着は故障の原因となるとして、装着は避けて欲しいとしている。

このほか同社ではMマウント用のアダプターを介することで、ニコンFマウントレンズやM42マウントレンズなどのマニュアルフォーカスレンズをAF動作させることもできるとしている。なお、この場合組み合わせるマウントアダプターの形状によってはアダプター下部のモーター部分に干渉し、取り付けができない場合があるという。

本誌:宮澤孝周