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ニコン Z fcでも使えるソニーE→Z電子アダプター「Megadap ETZ21」。3.8万円

株式会社焦点工房は、Megadapブランドの電子マウントアダプター「ETZ21」を6月9日に発売した。希望小売価格は税込3万8,500円。

ソニーEマウントレンズをニコンZマウントボディに装着するための電子接点付きアダプター。APS-C機(Z fc、Z 50)にも装着できる。静止画・動画撮影時にAFが利用できるほか、レンズ内・ボディ内の手ブレ補正機構に対応する。電子接点のないマニュアルレンズでの撮影も可能。

同社によると、従来品の「ETZ11」と比べ、ロック解除ボタンとロックピンの改良で強度と精度が向上したほか、AF-SとAF-Cの合焦速度や精度が大幅に改善され、動画撮影時のAFの安定性も向上しているという。ほかにもAFエリアモード「ピンポイントAF」に対応(ソニーNEXシリーズと同時期に販売されていたレンズは非対応)。ZEISSレンズのBatisとTouitにも対応した。

ソニーG Masterシリーズ、ZEISS Loxiaシリーズ、フォクトレンダーのEマウント用レンズなどで、レンズ側の絞りリングも利用可能。薄型のアダプターでありながら、操作しやすいプッシュ式のロック解除ボタンにより、レンズの取り外しがスムーズに行えるのも特徴だとしている。

付属のUSBアップデートキットを利用したファームウェアのアップデートにも対応。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。