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焦点工房、Mマウント経由でM42レンズなどをAF化。ニコンZシリーズ用の電子マウントアダプターセット

取付確認済み LM-NKZ-PRN+10種類のマウントレンズ用で

株式会社焦点工房は10月20日、Fotodioxの電子マウントアダプター「LM-NKZ-PRN」(ライカM→ニコンZ)と各種レンズマウント変換アダプターをセットにした直販限定版を発売した。販売価格は税込4万500円〜4万3,000円。

同日付で発売したFotodiox「LM-NKZ-PRN」に、M42やニコンF、ヤシカ・コンタックスマウントレンズなどの装着に対応したK&F Concept製のマウントアダプターを組み合わせた商品。キヤノンFD用のみ焦点工房の自社ブランド製品「SHOTEN CFD-LM」が組み合わされている(絞りリングつき。同製品はTECHARTの「LM-EA7」との併用にも対応している)。またキヤノンEFマウント用はK&F Concept製が組み合わされているが、電子接点は備えていないため、電子制御には対応していない。

同梱されているいずれのマウントアダプターも一度装着レンズをMマウント用に変換し、Zマウント上でMマウントレンズとしてAF動作させる。LM-NKZ-PRN上でのAF動作は、マウントアダプター下部ユニットに内蔵したAF駆動用モーターを用いて、レンズマウント側を前後させることで合焦させる仕組みとなっている。レンズマウント面の繰り出し量は5mm。

本セット版で用意されている対応レンズマウントは10種類をラインナップしている。同社によれば、本セット版以外の各レンズ用マウントアダプターとの組み合わせは形状によってLM-NKZ-PRN下部モーター部分に干渉し、取りつけることができない場合があるとしている。

セット内容は以下の通り(価格は焦点工房オンラインストアのもの)。なお、同ストアにおけるFotodiox「LM-NKZ-PRN」の単体版販売価格は税込3万9,600円。M42→ライカM用のマウントアダプター「KF-42M2」の同ストア単体販売価格は税込3,780円。単体で購入した金額は4万3,380円となるため、本セット版で購入すると1,380円分オトクに購入できることになる。

対応マウントと税込販売価格

・M42:4万2,000円
・オリンパスOM:4万1,500円
・キヤノンEF:4万2,000円
・キヤノンFD:4万3,000円
・ニコンF:4万1,500円
・ペンタックスK:4万2,000円
・ミノルタMD/MC:4万2,000円
・ヤシカ・コンタックス:4万2,000円
・ライカR:4万1,500円
・ライカスクリュー:4万500円

本誌:宮澤孝周