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焦点工房、“周八枚”こと「LIGHT LENS LAB M 35mm f/2」を国内発売。IROOAタイプのフードも用意
2021年6月30日 16:00
株式会社焦点工房は6月30日、LIGHT LENS LABの交換レンズ「LIGHT LENS LAB M 35mm f/2」を発売した。ライカMマウントに対応する。カラーはシルバーとブラックペイントの2色を用意。同社公式オンラインショップでの販売価格（税込）はシルバーが12万9,600円、ブラックペイントが14万9,400円。なお、レンズフードなどのアクセサリーも同日に発売している。
1958年に誕生し、8枚玉の愛称で伝説化しているライカのMマウントレンズ「Summicron 35mm f/2」（第一世代）の“再現”を目指して開発したというMF単焦点レンズ。同レンズのガラス硝材を研究し、それと近い原材料でレンズを製作したほか、コーティングや鏡筒デザイン、無限遠位置でのピントリング固定方法など、オリジナルの再現を追求しているという。
本製品を手がけているLIGHT LENS LAB（ライトレンズラボ）は、中国の投資家が発起人となり設立されたメーカー。投資家・周氏の名前にちなみ、「周八枚」の愛称で関心が集まっているのだという。
Summicron 35mm f/2（第一世代）がアルミ合金製だったのに対し、本製品では真鍮製の鏡筒を採用。レンズの取付け指標にはルビーを使用した。
レンズ構成は6群8枚（ダブルガウスタイプ）。最短撮影距離は0.7m。最小絞りはF16。絞り羽根は10枚。距離計に連動する。
最大径×全長は51×28.5mm（マウント部除く）。重量は約260g。フィルター径は39mm。
対応アクセサリー
LIGHT LENS LAB IROOA
IROOAタイプレンズフードの復刻版。本体は真鍮製。シルバーとブラックペイントの2色を用意している。フィルター径39mmに対応。同社公式オンラインショップでの販売価格は9,900円（税込）。
LIGHT LENS LAB E39 UV レンズフィルター
フィルター径39mmに対応するUVフィルター。ズミクロン 35mm F2 1stが製造されていた当時の基準に合わせたコーティングを施したほか、光学性能も再現しているという。枠は真鍮製。同社公式オンラインショップでの販売価格は7,020円（税込）。
LIGHT LENS LAB E39 UV/IR レンズフィルター
紫外線および赤外線吸収用のフィルター。フィルター径39mmに対応する。ライカM8およびM8.2で発生する色被りを補正可能としている。
