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沈胴式になった“8枚玉“再現レンズ。「LIGHT LENS LAB LTM 35mm f/2 Collapsible」

焦点工房は、LIGHT LENS LABの交換レンズ「LTM 35mm f/2 Collapsible」を2月3日に発売した。ライカMマウントに対応する。カラーはシルバーとブラックペイントの2色を用意。価格はオープン。直販価格(税込)はシルバーが15万8,400円、ブラックペイントが16万9,200円。

シルバー
ブラックペイント

1958年に誕生した、8枚玉の愛称で知られているライカのMマウントレンズ「Summicron 35mm f/2」(第一世代)の光学性能を“再現”したという沈胴式MF単焦点レンズ。付属のL-M変換リングを外すことで、ライカスクリューマウントのカメラ(いわゆるバルナックライカ)にも装着可能。

沈胴式を採用したことで、固定鏡筒の「M 35mm f/2」より約80g軽量化、沈胴時は全長が17.5mm短くなり(専用UVフィルター含む)さらに持ち運びやすいサイズになっているという。また最短撮影距離が0.5mとなり、ライブビューを使用した近距離撮影が可能。

沈胴時
撮影時

レンズ構成は6群8枚(ダブルガウスタイプ)。最短撮影距離は0.5m。最小絞りはF16。絞り羽根は10枚。距離計に連動する。なお0.5〜0.7mの範囲は距離計連動非対応。

最大径×全長は沈胴時が47×12.0mm、撮影時が51×25.5mm(マウント部除く)。重量は約150g(L-M変換リングを含む)。フィルターの取付は不可となっている。

サンプル画像(焦点工房提供)
本誌:佐藤拓