岡嶋和幸の「あとで買う」

1,935点目:平成時代のデジタルカメラを楽しむための本

クラシック・デジカメ選考委員会『クラシック・デジカメ マニアックス』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

クラシック・デジカメ選考委員会『クラシック・デジカメ マニアックス』

今では「オールドデジカメ」と呼ばれるようになったデジタルカメラのほとんどを、発売当時(あるいは発売前)に使った経験があります。

雑誌やウェブサイトなどの掲載用としてそれらで撮影した作例写真を、日本作例写真家協会の写真展で展示しています。

RAWがまだ一般的でなかった時代の機種もあり、JPEG撮って出しをプリントでどこまで見せられるかというチャレンジでもあります。

今年も11月に開催予定ですが、どのカメラにするかちょうど悩んでいるところです。

オールドデジカメで今を楽しむのではなく、昔を懐かしんでいるので、この本のコンセプトとは違う活動をしていることになりますが、取り上げられている90機種のずらりと並んだ製品名を見ているだけでたくさんの記憶が蘇ってきます。

エプソン、カシオ、京セラ、コニカ、サンヨー、ミノルタ……今ではデジタルカメラを製造販売していない懐かしいメーカー名もあります。販売価格は2,750円で、Kindle判もあります。

個人的にはメモリーカードやバッテリーなどはどうするの? と心配になりますが、521点目で紹介した『オールドデジカメ・ファン』でもそのあたりを触れられているので、興味のある人はあわせて読んでみると良いでしょう。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。