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ソニー、フラッグシップ“1 III”に迫る性能構成の「Xperia 5 III」を海外発表

ソニーは4月14日、スマートフォンXperiaシリーズのフラッグシップおよびミッドレンジの第3世代モデルを発表。あわせてXperia 5も第3世代となる「Xperia 5 III」を発表した。国内での取り扱いの有無および価格については不明。

Xperiaシリーズ中での位置づけはXperia 1およびXperia 10の中間に位置づけられるモデルで、同社では“フラッグシップレンジスマートフォン”と呼称している。

発表内容から読み取れる内容は限定的ながら、Xperia 5 IIIは5Gの通信帯に対応。Xperia 1 IIIと同じくチップセットはQualcommのSnapdragon 888 5G Mobile Platformを採用。このことから、5Gミリ波への対応も期待できそうだ。

カメラ部もXperia 1 IIIに準じた構成で、ZEISSのT*コーティングの施された3眼構成となっている。また、カメラ部は16mm、24mm、70mm+105mの屈曲光学系採用部となっており、センサーサイズや画素数、光学式の手ブレ補正機構などもXperia 1 IIIに準じた構成となっている。Xperia 1 IIIとの相違点は3D iToFセンサーが搭載されていないこと。

ディスプレイは21:9のアスペクト比でサイズは6.1型。フルHDおよびHDR表示にも対応するほか、120Hz駆動にも対応する。対応する色域はBT.2020としている。

バッテリーは4,500mAh。Xperia 1 III同様、3年間使用しても劣化を抑えられるタイプだとしている。

筐体は、背面側にCorningのGorilla Glass6を採用。フレームには金属素材が用いられているという。防水および防塵耐性はXperia 1 IIIと同じIP65/68だとしている。

展開カラーはくすみがかったグリーンとピンク、ブラックの3色が確認できる。

本誌:宮澤孝周