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ソニーEマウント用レンズ「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical E-mount」が4月発売。税別12万円

絞りクリック切り替え機構を装備

株式会社コシナは、フォクトレンダーブランドのソニーEマウント用レンズ「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical E-mount」を4月に発売する。希望小売価格は税別12万円。

コシナ創業60周年・フォクトレンダーブランド20周年の節目として2019年に登場した「APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mount」と性能面で双璧をなす準広角レンズとして企画・設計した製品。フォクトレンダーのレンズの中で特に高性能な製品に与えられた「APO-LANTHAR」(アポランター)の名を受け継ぎ、高解像度化したデジタルセンサーに求められる高度な色収差抑制をテーマとしている。

ソニーEマウントカメラ用の電子接点を備え、対応ボディでは5軸ボディ内手ブレ補正、フォーカスリングの操作によるファインダー拡大表示などを利用できる。なお、距離計連動タイプの「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical VM」も3月に発売する。

レンズ構成は9群11枚。両面非球面レンズ2枚、異常部分分散ガラス5枚を含む。最短撮影距離は35cm。フローティング機構を備える。

絞り羽根は12枚。F2、F2.8、F5.6、F16で円形になる。また、絞りクリックをオンオフできる切り替え機構を搭載。

最大径×全長は62.6×67.3mm。重量は352g。フィルター径は49mm。レンズフードが付属する。

なお、Eマウント用のAPO-LANTHARシリーズには、上記以外にも「MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical」、「MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5」が発売済み。

本誌:鈴木誠