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コシナ、ニコンZ用の「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical」6月発売。13.2万円

株式会社コシナは、「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical」ニコンZマウント用を2022年6月に発売する。希望小売価格は税込13万2,000円。

ニコンとのライセンス契約の下で開発・製造されるZマウント用MFレンズ。“フォクトレンダー史上最高性能の標準レンズ”を謳う「APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical」と性能面で双璧を成す準広角レンズとして企画・設計されており、ソニーEマウント用およびライカM互換のVMマウントが発売済み。

35mmフルサイズ(ニコンFXフォーマット)に対応。Zマウント用に光学設計を最適化している。また、ニコンZマウントボディとの情報通信により、Exif情報と3軸のボディ内手ブレ補正に対応。ピント合わせのサポート機能として、拡大ボタンとピーキング機能のほか、フォーカスポイントの枠色変化によるMF補助が利用可能。使用するカメラボディによってはファームウェアのアップデートが必要となる。

レンズ構成は異常部分分散ガラス5枚、両面非球面レンズ2枚を含む9群11枚。最短撮影距離は0.35m。フローティング機構を採用している。絞り羽根は12枚(F2、F2.8、F5.6、F16で円形)。

最大径×全長は67.6×70.4mm。重量は360g。フィルター径は52mm。専用フードが付属する。

付属のレンズフード
本誌:鈴木誠