デジタルカメラマガジン
写真家の「3分間レタッチ」をデスクトップ動画で公開!
デジタルカメラマガジン2019年6月号 連動企画
2019年5月23日 13:44
5月20日発売のデジタルカメラマガジンでは、「簡単だけど本格派 3分間レタッチ 3rd」を特集1として企画しました。人気写真家25人が、撮影画像を約3分間でブラッシュアップするテクニックを解説。様々なジャンルの写真家が、自身で編み出した技術を惜しみなく紹介しています。
その中から本間昭文さんに、誌面で紹介したレタッチテクニックをデスクトップ動画にしてもらいました。1枚の画像が作品になるまでの過程が手に取るようにわかるため、特に風景写真を撮る方には参考になるのではないでしょうか。
これが写真家のレタッチ動画だ!
これが補正前の画像です。
そしてこれが補正後になります。
本間さんのレタッチは、大きく3段階にわかれています。
プロファイルの設定をもとに「基本補正」で階調を整える
プロファイル(プリセット)をベースに、色温度、露光量、コントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベルといった基本補正で全体の階調を整えています。トーンカーブやレンズ補正もここで適用され、印象がだいぶ変わっています。(0:00〜)
※「3分間レタッチ」を解説したものですが、誌面をもとに機能を使う理由や補正効果などを交えて解説しているため、作業時間は3分を過ぎています。ご了承ください。
「補正ブラシ」で部分補正を行い、滝や岩場の階調を個別に調整
「滝の白トビを抑える・質感を出す」「苔のディテールを出す・明るめにする」といった個別の調整を補正ブラシで行います。部分的に目立つノイズもここで抑えています。(3:23〜)
「スポット修正」で細かい修正を行う
スポット修正などで、センサーのゴミなど不要なものを取り除いて完成です。(5:29〜)
調整項目・調整値のそれぞれについて意味があり、仕上がりをイメージしながら各ツールを使っているのがわかります。
こんな風にデジタルカメラマガジン2019年6月号には、25名の写真家のレタッチ術が収録されています。様々なジャンルの写真家のテクニックが網羅されていますので、自分のレタッチにいまひとつ自信を持てない方や、さらなるテクニック向上を求めている方にオススメの内容となっています。
3分間レタッチ 3rd 参加写真家
上田晃司、柄木孝志、大和田 良、木村琢磨、北村佑介、清田大介、公文健太郎、小林哲朗、saizou、齋藤朱門、洲崎秀憲、関 一也、田川哲也、長 弘二、中西信互(shingo_camera)、沼澤茂美、能登 直、HARUKI、藤浪秀明、藤原嘉騎、別所隆弘、星野佑佳、本間昭文、増田元太、米屋こうじ ※敬称略